忘られぬ駒下駄の君名も知らぬ

忘られぬ駒下駄の君名も知らぬ


駒下駄というのは普通の下駄とは異なり、裏に二枚の歯がついている。それにより通常とは歩いた時の音も違って聞こえるのだ。そんな下駄を履いたあの人の名前も知らないが、ずっと忘れられずにいる。

《季語》駒下駄


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