童話のifは異世界で ③

 『ハッピーエンドへと導く』。その言葉にそれ以上の意味はないことは分かっているが、瞭雅はどうも腑に落ちなかった。記憶が正しければ、毒林檎を食べた白雪姫は王子との口づけにより目を覚まし、城で幸せに暮らす。どこからどう見てもハッピーエンドだろう。わざわざ瞭雅たち部外者が導かなくてもいい。


「何で導く必要があるんだよ? 別に俺たちが手を出さなくても『白雪姫』はハッピーエンドだろ。あと俺はオオガミだ」

「本当にそうでしょうか、オオカミくん?」


 赤ずきんは否定も肯定もせず、試すように問いかけてきた。というかコイツ、わざとだな。まあいいやとため息をひとつ吐き、話を続ける。


「どういうことだ?」

「『白雪姫』は、本当にハッピーエンドだったのでしょうか?」

「ハッピーエンドだろ。毒林檎食べて倒れたところを王子さまがキスで生き返らしてめでたしめでたし。むしろこれのどこがハッピーエンドじゃないんだよ」


 瞭雅の至極真面目な言葉を、赤ずきんは甲高い声をあげて笑い飛ばした。彼女の反応に瞭雅は馬鹿にされたよう感じて眉をひそめる。


「なんか俺、そんな笑われること言ったか?」

「ふふっ、そもそも原作には王子さまとのキスシーンはありませんよ。王子が家来に白雪姫の死体を棺に入れ運ばせて、その家来が木の根に躓いた拍子に白雪姫の喉につっかえていた林檎のかけらを吐き出し、息を吹き返す──これが原作での展開です」

「えっ、マジかよ初耳。ロマンのかけらもねぇんだな……」


 今までの瞭雅にとっての『白雪姫』とは、大きくかけ離れた原作の展開に驚きを隠せない。だが……


「結局ハッピーエンドなのは変わりないだろ?」


 白雪姫の蘇生の方法が変わろうが、結局そのあとは贅沢三昧のイージーライフなのだろう。ますます導く必要性が分からなくなる。そんな頭を抱えている瞭雅を眺めながら、相変わらずうすら笑みを浮かべていた赤ずきんが口を開いた。


「言ったでしょう。私が推理するのは、原作とは違うエンディング。つまりここは、童話『白雪姫』のif世界なんですよ。登場人物や大まかなストーリーはある程度沿っていますが、エンディングはまったく違うところ、そして必ずバッドエンドに行き着きます。私たちの目的はそれの阻止。それができれば帰れます」

「なるほど? ……てか、なんでバッドエンドになるってわかるんだ?」


 それに答えるべく、赤ずきんはバッグを探り始め、


「これに結末だけは書き記されているから、ですね」


 取り出されたものは一冊の本だった。サイズは文庫本より少し大きいぐらい。革装丁で、鎖の栞があったり、何かの紋様が刻まれていたりと装飾が多いので、かなりの重厚感がある。


 そして何よりも特徴的なのはその色だ。どこに目をやっても赤、赤、赤。まるで血溜まりに浸したかのように真っ赤なのだ。赤ずきんの私物なんだろうが、はっきりいって趣味が悪い。


「それは?」

「『ルージュの脚本』というものです。これには私視点から見たこの『世界』の出来事が、リアルタイムで綴られていきます。ここを見てください」


 赤ずきんはルージュの脚本とやらを開き、瞭雅の顔の前にずいっと詰めた。開かれていたのは最初のページ。その一行目には、『スノウ、猟師と共に森を移動』という一文が白い紙に、これまた真っ赤な文字で記されていた。


「この、『スノウ』ってのは?」

「ゲルド王国第一王女スノウ・フォン・ヴィドルフ。白雪姫の本名です」


 なるほど。今まで気にならなかったが、確かに白雪姫が名前だとちょっと変だ。しかしそれなら、


「なんで猟師は名前じゃなくて、そのまんまなんだ?」

「私が名前を知らないからです。これはあくまで私視点の脚本。私が知らないことが書かれることはありません」

「つまりは、自動で書かれるお前の日記みたいなものってことか」


 的を射た表現だと瞭雅は思ったが、赤ずきんには不服だったようだ。何か言いたげに口を何度かぱくぱくさせたが、諦めたように渋々頷いて、


「他にも色々できますが……今はその認識で構いません。まだ大半は空白ですが、結末は既に決定しているので先に記されています。ほら」


 次に赤ずきんが見せてきたのは最後のページ。


「えーっと、『白雪姫は己が呪いに殺され、呪いはすべての咎を負う。だが、血塗れた雪が純白を取り戻すことはなく、春の邂逅とともに散ることになるだろう』?」

「これが、この『世界』が迎える予定のバッドエンディングです」

「なんていうか……随分と物騒で曖昧だな」

「その通り。だから調査し、推理する必要があるんですよ。どんなバッドエンドになるのか。それを止めるにはどうすればいいのか。バッドエンドを回避するまで『世界』は輪廻し続け、未来はありません。つまり『譚訂』とは探偵兼、『世界』の危機に立ち向かう救世主みたいなものです」


 赤ずきんは手を差し伸べ、


「そして、その助手をあなたに頼みたいのです」


 勧誘としては落第点だろう。なんせ怪しすぎる。本名も謎。目的も謎。なぜこの世界の知識を持ってるも謎。そもそもこの世界自体が謎。謎のバーゲンセール、いや、もはや押し売りだ。


 理性が告げる。信用するな。お前、騙されてるぞ。世界の危機とか、探偵の助手とか、思春期男子が好きそうな甘言で釣ってるんだ。


 ……だけどお前にはサバイバル技術なんてないし、いつもは無敵な気分にさせてくれる財布のなかの諭吉だって、ここじゃただの紙っ切れさ。ここには伝手だってありゃしない。この手を取らなきゃ帰れる帰れない以前に、野垂れ死に一直線なのは、わかるだろ?


「いいぜ、やってやる」


 だからこれは、合理的かつ現実的な今できる最善の選択なのである。決して、世界の救世主とか、そのような言葉に心が揺れたわけではない。断じてない。


「良かった」


 赤ずきんは嬉しそうに、握り返された手を何度か上下に振る。瞭雅のものより小さくて、暖かくて、柔らかい、女子の手だ。


 今更気恥ずかしさを自覚した瞭雅は、悟られないよう不機嫌顔を取り繕って離そうとする。が、赤ずきんは阻止するように両手で瞭雅を引き留めた。


「な、なんだよ」


 赤ずきんは俯いて瞭雅の手を眺めているので、こちらにはつむじしか見えない。その状態で赤ずきんは片手をポッケに持っていき、ゴソゴソと漁る。目当ての何かを見つけたのか、ポッケから出し、再び両手で瞭雅に触れてきた。


 なんだか思わせぶりな行動に、いつもより心臓のボリュームが上がっている瞭雅に向けて、赤ずきんは天使のようにニッコリと微笑んだ。そして、掌が上を向くよう固定し、


「じゃあ、これを飲んでください」


 その上に、何かを落とした。

 長円形で、白と赤の二色が半分で分かれている、何か。


「はい?」

「水なしで飲めますよ。ほら、早く」


 多分。これは多分、試されてるのだろう。信頼できるかのテストってやつ。明らかに怪しげで、飲んだら最後、死ぬまでのたうち回るはめになりそうな錠剤だけど、本当は毒なんて入ってなくて。だけどそれを信用できずに、飲むのを拒否なんかしたときには、


 ドカン。


「……何のためにだよ?」


 これぐらいは許されるはずだ。なるべく飄々とした言い方を心掛けたし。疑ってることも、きっとバレてないはずだ。


 なのに、赤ずきんは全部見透かしたような目で、


「毒なんて入ってませんよ?」


 神経毒に侵されたように強張った瞭雅の指を、一本一本、丁寧に中に折っていって、薬を落とさないようしっかりと握らせて、


「あなたのためです」


 銃をひと撫でした。

 ラムネの味がした。


 息苦しさは、ない。痒みも、ない。眩暈も、ない。痛みも、ない。ただただ、甘さが空腹に沁みるだけ。

 なんだか泣きたい気分だった。実際涙目になっている。


「結局何だったんだよ!」


 赤ずきんを睨みつけた。自分で言うのもなんだが、相当な剣幕があるはずだ。しかし当然のごとく通じない。赤ずきんは悪びれもなさそうに笑って、


「だから、あなたのためだったんですって」

「ただのラムネだったじゃねぇか!」

「ラムネじゃありませんよ。考えてみてください。私たちは現実で生きていて、ですが今いるのは虚構の『世界』です。私たちがここに存在するだけでも、何か弊害があってもおかしくはないでしょう?」


 そういうものなのか。言われてみれば、そんな気もしなくもない気がしてきたかもしれない。


「この『世界』の人間──いわゆる登場人物キャラクターは、基本的に定められた脚本通りに動きます。そしてその脚本に関与できる私たちは完全なるイレギュラー──いわば異物なのです。そのため何の対策もせずにいると、異物を排除したがるこの『世界』そのものが、私たちも登場人物キャラクターの一員にしようとしてきます。そうなったら記憶さえも捏造されて、私たちも脚本に沿うようになってしまいます。その対策として、さっきの薬です」


 矢継ぎ早に押し寄せてくる、ロジックがあるように見せかけた、一から十までファンタジックなお伽噺。だが瞭雅はこんな風に力説されるのに弱く、


「そう、なのか」

「ええ、そうです」

「そりゃあ、怖いな」

「ええ、怖いです」


 腑に落ちないところはあるものの、信じてしまうのであった。


「薬の意味はわかったが、ちゃんと飲む前に説明しろよ。変にビビったじゃんか」

「いやダメですよ、オオカミくん。たとえ効果を説明されても、医者以外に渡された薬は口に入れちゃいけません。ちょろすぎて少し心配になりました」


 ぐうの音も許さないほどのド正論。けれども瞭雅には、文句を言うぐらいの権利はあるはずだ。


「お、ま、え、が、い、う、な!」


 だって、元凶はコイツだ。八対二でコイツが悪い。

 身長差を活かして拳骨でこめかみをグリグリしてやる。梅干しを食った時みたいに顔を渋める赤ずきんを見て、少し溜飲が下がった。


「痛いです。離してください。暴力反対」

「ははっ、少しは反省しろ」

「撃ちますよ?」

「ごめんなさい」


 銃器は卑怯だと思う。


 即座に手を離し頭を下げた瞭雅に、赤ずきんは仕方なさそうに息を吐いて、


「許します。が、代わりに三つの質問に答えてください。絶対に、正直に」


 なんだ、そんなことか。と一瞬は思ったが、おまけのようにつけられた言葉が不穏すぎた。


「絶対に正直に?」

「はい。絶対に、正直に」

「ノーコメントもダメか?」

「駄目です。絶対に反します」


 なるほど、正直にかかってるわけではなかったのか。なんて冷静に分析してみるが、内心冷や汗ダラダラだった。


 死ぬ。内容によっては軽く死ぬ。羞恥心で死ねる。花の男子高校生には、誰にも言えない秘密の一つや二つや三つはあるものだ。嘘をついてもいいが、いかんせん瞭雅は顔に出るタイプで得意では無い。いかにも嘘を見破るのが得意そうな赤ずきんが相手なら尚更だった。


「じゃあ、ここに座ってください」


 赤ずきんは大きな樹の幹に腰掛け、隣をぽんぽんと叩いた。ギロチンに首を置く気分でそこに座り、いつも通り笑ってる赤ずきんを流し見る。


「オオカミくんって、もしかして……」


 赤ずきんがぐっと顔を寄せてきた。あわせて瞭雅も仰け反ったが、それでも顔が近く、ほのかに清涼感のある良い香りが漂ってくる。鼻腔が刺激され、なんとも言えない気分になるが、赤ずきんは気にも止めぬ様子で断頭台の紐を切り、刃が落ちて……


「リョナラーだったりします?」


 こなかった。


 セーフ! 生存をもぎ取った瞭雅は心の内でガッツポーズをするが、同時に頭を抱えている自分もいた。やはりこの女、こういう路線で攻めてくる気だ。だがしかし、今回は自信満々に言ってやる。


「俺に断じてそういう趣味はない。てか俺、グロ系無理だからな」


 なぜなら過去一度だけ見たスプラッター映画で、三十分もせず気分が悪くなって視聴を断念した実績があったからだ。


 だからそれ以来、グロ系は無理だと自覚し……

 ──本当か?


 頭の中の、ひどく冷たい部分が、そう問いかけてきた。


 ──忘れたのか? 三時の方向だよ。


 気のせいだ。そう自分に言い聞かせながら首を振る。

 だけど、気のせいのはずなのに、違和感が拭えない。


 ──そりゃあ、そうだろ。


 だってお前、

「でもあなた、」


「死体は平気だったじゃないですか」


 陽が傾き始めた。

 それでもウソはまだ鳴き止まない。


「おかしいですね……死体を目にしても動じなかったあなたの『無理』は、一体どれほどハイレベルなのでしょうか」

「あ、あれはローブで、傷口とか見えなかったし……」


 ──苦しい言い訳だな。そんなんじゃすぐ論破されるぞ。


「でも、人が目の前で死んだんですよ? ここはフィクションですが、今の私たちにとっては紛れもないリアル。たとえ映画などで耐性がある人でも、多かれ少なかれ動揺するでしょう。大丈夫だった理由、ご自分でもわからないのでしょう?」


 ──あーあ、面白いぐらいに図星突かれてら。もう何も言えねぇな? でもほら、早くなんでもいいから言わねぇと。沈黙はイエスになっちゃうぞ?


「だって、」

「だって?」


 冷静になれ。焦って思考が回ってないだけだ。

 そうだよ、あの悪癖せいだ。それに気を取られて、死体なんて、

 ──つまりは自分の正義に酔って、人が死んだことなんて気にもならなかったわけだ?

 どっちにしろ、狂ってやがんな。


 何も言えない瞭雅は、愉しげに笑われた。


「じゃあ次。私のことはどう思ってますか?」

「なっ、なんだよ! その質問‼︎」


 さらに距離を詰めてくる赤ずきん。瞭雅も仰け反ったが、後ろに寄りすぎたせいでバランスを崩し、地面に背中がついた。目の前に整った赤ずきんの顔がある。押し倒される体勢になり、瞭雅は自身の顔が熱くなっていくのを感じた。良い香りが鼻腔にぶわっと広がり、何故か喉が無性に渇きを訴えてくる。


「ねぇ、どう思ってるんですか? 可愛いですか? 好きですか?」

「変なやつとしか思ってねぇよ‼︎ 離れろよ!」


 このまま匂いを嗅いでいると変な気を起こしそうになるので、必死に赤ずきんの肩を押し返そうとするが、上手く力が入らない。


「ふーん」


 疑うような目をしながら、赤ずきんは瞭雅に預けていた体重を起こした。お陰で匂いは薄くなったが、顔の火照りと喉の渇きは解決してくれないようだ。


「いきなりなんなんだよ! 終わったなら早くこんな森出ようぜ。喉渇いたし腹減った! 肉だ、肉が食いたい」


 宣言通りに瞭雅の腹が大きく鳴った。それを聞かれた気恥ずかしさと、顔の赤みを隠すように勢いよく立ち上がる。が、赤ずきんに学ランの袖をそっと引かれた。


「待ってください。まだ最後の質問が残ってますよ。……あの猟師のこと、あなたはどう思いましたか?」


 意図の掴めない問いにうんざりしながらも、今に始まった事ではない。早々に諦めて、瞭雅は先程の獲物を思い浮かべた。


 どうってそりゃあな、


「旨そうだったよ」



 ──は?


 口をついて出た言葉が自分のものだと信じれなくて、瞭雅は口元を手で覆った。既に音になって霧散した言葉は当然そこにはなく、あったのは空腹の証だけだった。


 ──腹が減った。


 ウソが次第に煩くなる。

 自分の身体に何が起こったのか、未だに理解が出来なかった。ただおかしくなってしまったことだけはわかる。そして、原因も大方見当はついていた。瞭雅はそれを睨みつけ、


「お前っ、あの薬!」


 言葉を発するたび、漏れ出た唾液がダラダラと地面に染みを残す。少し距離を取ってるにも関わらず、クラクラするほど旨そうな匂いが鼻にずっと纏う。明らかに様子がおかしい瞭雅を前にしても、それはいつもと何ら変わらない様子で、クスクスと面白おかしそうに笑っていた。


 ウソの声がどんどん大きくなる。


「惚れ薬ですよ、狼くん。私を食べちゃいたいぐらいメロメロになってしまう薬です。どうですか? 私、美味しそうですか?」


 相変わらず、すっげぇタチの悪い冗談だよなあ。俺が腹立つ気持ちもよくわかるよ。


「ああ、ホントに食ってやりたいほど旨そうだよ! ふざけてんのか‼︎」


 そうだ、言ってやれ! ジョークはほどほどにしろってな!


「ふざけてませんよ。あなたのため、そして私のためです。助手がいつ暴走するかもわからない猛獣だなんて知られたら、雇い主である私の沽券に関わりますからね。あなたのその『狼』には、ちゃんと首輪をつけてあげないと」


 猛獣かあ。ひでぇ言われようだ。


 ウソがメロディを奏で出した。

 フランス民謡、『アルエット』。


「い、みっ……わかん、ね」


 もう飽きたぜ、その反応。わかれよ。

「いいんですよ、その反応で。わからなくて結構」


 俺に必要なのは、ただ喰うことだけだ。

「あなたに必要なのは、理解ではなく覚悟です」


 今感じてる底なしの飢餓感に、我慢せずに身を任せればいい。

「次襲い掛かる底なしの飢餓感に、理性のあるまま耐え抜いてください」


『それだけでいい』


 頭の中に、嘘はいた。


「さあ、始めましょうか」

 自分が自分でなくなっていく感覚、脳が巣食われていく感覚、大神瞭雅を否定される感覚。

 気持ち悪い。気持ち悪い気持ち悪い気持ち悪い。


 だけど、それ以上に、

 どうしようもなく、腹が減った。


「狼くん狼くん、どうしてあなたのお口はそんなに大きいの?」


 ──なら、すべて喰らってしまえ。


「らっ、う……」

「私を喰うため? でも残ねん、あなたのあいてはわたしじゃありませんよ」


 思考が嘘に埋め尽くされ、言語がもはや音としか認識できなくなった最中、背後から


「ねぇ、しら────」



 寒気が、

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