20話 本題

次の日、ユーリはレミリアとアスナに平謝りしいた

「すまない、誤解するような事をしてしまって」

レミリアが呆れたように言います

「ユーリは女心が解らないのね」

「何分にも子供なので」

「12歳でしょ?来年はもう、竜騎士学園に入学するのよ」

「あ、そういえば、そういう歳になるのか」

アスナも言います

「話はレミリア様から聞きましたがユーリ様は無頓着なのです」

「本当に二人共すまない」


レミリアが言います

「で、本題ね、このアスナさんに魔法の能力があるかどうかって事ね」

「うん、それを見て欲しいんだ」

レミリアが水晶玉を取り出します

「アスナさん、水晶玉に手を置いてみて」

「こうですか?」

「そう、えっ、凄い魔力量、私やユーリに匹敵するぐらいある!」

ユーリがすぐさま聞きます

「適正は?」

「風と火の適正がハッキリと見えるわ、ユーリの時とは違う」

「よし、これで、出来る!!」

アスナがきょとんとしています

「アスナ、魔法の勉強だ、レミリア、頼む、彼女に魔法を教えてくれ」


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