19話 VS

それから数日して、レミリアがやってきた

「急に手紙を出してきて、君に会いたいって、ユーリも大胆ね」

レミリアの馬車が当着すると赤い髪のメイド服の少女が待っていた

「レミリア様、この度はご足労いただきありがとうございます」

「ありがとう、あら、新しいメイドさん?」

「はい、ユーリ様専属のメイド、アスナです」

「専属メイド!?」

レミリアがあっけに取られた顔になってしまった

「あらそうなの、私はユーリの友人というより手紙もらったり合宿するほどの仲のレミリアです」

「わたしはユーリさまの身の回りの世話をしてますアスナという専属メイドです」

「私はユーリのベットで寝た事もあるですわよ」

「私も時々、こっそりユーリ様のベットに入っています」

ユーリがそこに現れます

「レミリア、久しぶり、頼みたい事が」

「ちょっと、ユーリ!専属メイドってどういう事?」

ユーリはきょとんとして言う

「専属って訳じゃないけど」

「ユーリ様、レミリア様とはどういう仲ですか?ラブレターとか送ったとか?」

「ああ、手紙だよね、アスナの事を見て欲しいんだ」

「はい?」

次の瞬間、レミリアのビンタがユーリの頬を叩いていた

「私は疲れたから、寝る!!話は明日から」

ユーリが頬を抑えていると

アスナがハンカチで抑えてくれる

「大魔法使いって凶暴なのですね」

「いや、そういう訳では無いけど」

「所でレミリア様と一緒のベッドで寝たって本当ですか?」

「まあ、一度だけ、あったような」

アスナがジト目でユーリを見る

「そうですか、ハンカチは後で返してください」

アスナも去って行った

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る