突然咲いた、赤色の紫陽花。 日本では青色の紫陽花が咲くことが多いのに、一体、どうして? と悩む主人公。 その真相には、背中をつぅ……と、撫でられるような、そんな静かな恐ろしさがあります。 主人公のモノローグによる心理描写、その息子の行動による補い、現れる白猫、素知らぬ顔をしてただ真実を映す紫陽花。 6月にぴったりなこの作品。貴方の隣に咲く紫陽花にも、こんな真実が隠れているかも。 ぜひ一緒に、ちょっぴりゾクッとしてみませんか? ショートショートなので、短時間ですぐ読めます。
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