恣ーほしいままー
荒ぶる黒蜘蛛を迎え撃つのは天才・鬼才・天武の才の言葉を
いちいち技名なんてものを言うことはない。迎撃する技は体制が物語っていた。
半月当て。
避ける武道と呼ばれる
右手を押さえ、襟首を掴み固定する。
片足で攝の両足、
余程のことがなければ抜けることができない状態で封じる
一気に距離が縮む、左手首で操った黒糸が迎撃する。
頬を
目指すは攝の
「これだけのしなりだ。力を抜いて少し触れる程度で意識は奪える。」
筈だ。そう確信はない。確定もない。出来る加減はやるだけやった。
最低限、命の保証はしてやっている。ぐらいの気持ちで傷つけることを良しとする、傷つけないことを否とする考えの元、出された攻撃。否、急撃だった。
結論から言おう。
親殺しを行った渦切攝は、座敷牢に安置されることで終劇となった。
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