「さらば」の曲とともに宇宙の果てへ飛ぶ孤独な旅

出世コースを自ら捨て、小惑星資源調査の孤独な任務に就いたエリート軍人ダン・タカナシ。木星付近を航行中、管制AI"N.O.A.H"との静かなやり取りの中で「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」を口ずさみながら、本人だけが知らないままワープ事故に巻き込まれていく——この導入部の演出が秀逸です。

喧騒から距離を置いた孤独な男が、宇宙の果てへと「巻き込まれ」ていく構図は詩的でありながらしっかりSFとして成立しています。AIとの関係性や宇宙軍の世界観の描き込みも丁寧で、異世界に飛ばされてからどう物語が動くのかが楽しみになる一作です。

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