ソウルクラッシュ6

第20話 ラスボス

　事件の犯人、ウクライナ人女性が捕まり、反町隆史たちは首謀者である六平直政と佐野史郎を追跡しています。しかし、彼らは宗教団体に籍を置き、組織内で護られていました。

　藤田まことは事件の裏側を突き止めるべく、奔走しますが、ある男に襲われて重傷を負います。出川哲朗は、彼が残した言葉の謎から、事件の真相が組織内に隠されていることを察知します。

　日村勇紀と川口春奈は、六平直政の身辺調査や情報収集を行います。反町隆史は、捜査情報を元に、佐野史郎に近づき、真相を引き出そうとします。

　松田優作は、事件の鍵を握る大物に接触し、情報を得ますが、そのことが組織の知るところとなります。追われる反町隆史たちの前に、組織から送り込まれた殺し屋が現れます。

　そんな中、藤田まことからの情報を手に入れた出川哲朗は、事件の真相を完全に把握し、反町隆史たちに報告します。反町隆史たちは、組織側の罠に掛からず、佐野史郎と六平直政を一網打尽にします。

　しかし、事件の真相を知ったことにより、反町隆史たちは組織から追われる身となります。荒廃した港町の埠頭で、反町隆史たちと組織の仲介人たちの間で銃撃戦が展開されます。

　最後に、ウクライナ女性が捕まったことで組織が解体されるとともに、反町隆史たちは身を隠すなか、事件の結末を迎えます。事件解決後、彼らは別々の場所へと散っていきますが、彼ら自身の内面に変化が生まれ、新たなステージへ進むことが描かれます。