ソウルクラッシュ6

第8話 七つの謎と野菜ジュースの秘密

　ある日、不思議なパーティーに招待された仲村トオル、川口春奈、反町隆史、出川哲朗、日村勇紀、藤田まこと、そして未知の人物である宇都宮。それぞれが初対面同士の場で、パーティーが始まった矢先、主催者から「これから七つの謎を解かなければならない。それができた人には、この華やかなパーティーのプレゼントとして、とてつもない大金が授与される。」と告げられた。

　パーティー会場には正午に入った。

　トオルたちは大広間で説明を聞いた。

　主催者はショーン・ダグラスって外国人だ。

　七つの謎を解くために、彼らは部屋から部屋へと移動しなければならなかった。しかし、各部屋には全く異なる謎が隠されており、その難問に取りつかれながらも、仲間たちは協力し合って謎を解いていった。藤田まことが持ち込んだ野菜ジュースも、謎解きの手がかりとなっていた。

　トオルたちは午後2時に大広間に戻って来た。

「7つの物に共通するものを午後6時までに答えなさい」

　①黄金、②鳥籠の中にいる鶏、③乙女座を意味する♍、④手榴弾、⑤孫の手、⑥音の入らないウォークマン、⑦長嶋茂雄が描かれたカード

「長嶋茂雄はサウナで素っ裸で板東英二をビックリさせたことがあるんだよ」と、出川。

「へぇ〜、酉年と星座の乙女座は関係がありそう」と、川口。

「鶏って3歩歩くと忘れるよね？　欠陥品と関係あるんじゃ？」と、日村。

「派遣切りされて金がねー」

　宇都宮は焦っていた。

　しかし、彼らが解いた謎には何かしらの意味があった。その後、部屋にいた人間が次々と死亡していく事件が発生してしまう。誰かによって犯罪が成されたことが疑われた時、彼ら自身にも殺される危険があった。

　山田一輝　射殺

　山崎源次郎　刺殺

　寺田晴輝　撲殺

　絶望に追い込まれた仲間たちは、謎解きの手がかりを元に殺人事件の真犯人と対決することになる。そして、意外な形で解き明かされる事件の真相と、野菜ジュースが重要な鍵となっていたことが明らかになる。

　結末は、実は繋がりがあった人物がいたことが判明。彼らは次元を超越するこの世界において、殺された人の魂に寄り添った。そして、救いを求める彼ら自身に気づかず、ひとつの本質だけを見つけ出すことを選ぶ。最後に、彼らは野菜ジュースとスルメで乾杯をするのだった。