第3話 絆創膏もらえるかな…
薬局の娘として育った長女のお話です。
高校の修学旅行で沖縄に行きました。
あるあまりしらない生徒からホテルで突然話しかけられたそうです。
その子、ちょっとしたケガをしたらしく、絆創膏(絆創膏ってこうゆう字なんだ、知らなかったです)いわゆるバンドエイドが欲しくて、でも先生に訊くのも面倒だし、薬局の娘ならたぶん持っているだろうとのことで訪ねてきたそうです。
「りほちゃん、なんかバンドエイド、キズパワーパッドとか持ってないかな…? あるかな…? 持ってたら一枚貰えるかな…」
娘はこう応えました。
「大きさは…?」
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