マイティー本、新たに明かされた方向性と、J氏がついに反応

今回は『マイティー本』について新しく判明した内容と、本件にあのJ氏がついに反応されたことについて考察していきたいと思う。


その発表直後から、『タイトルからして嘘』と各所から猛バッシングを受けたこのマイティー本であるが、版元を変えてタイトルも内容も変えることで、いま流行りの『転生』をするかのように強引に力業で発売にこぎつける作戦へとシフトチェンジしたらしい。


その新しいタイトルとは、『リスタート、ゼロからのレベル上げ』というもの。


本のアオリには『とあるゲーム配信者の懺悔と狂気の黙示録』『挫折した会社員時代を経て、炎上したからこそ見えてきた、心から伝えたかったもの』などという意味不明な文章が羅列してあり、読まずともその内容の醜悪さを筆者に予感させた。


つまり、この本が何を言いたいのかというと、前回は嘘まみれの内容で大炎上しちゃったから、今回はそれをちょっとだけ認めて反省文というテイストも加えるよ(おそらく中身は核心的な部分には何も触れずに、騒動の上っ面だけをなぞるような内容になっているのではないかと思われる)、だから何とか見逃して発売させてねテヘペロということなのである。(?)


というか、一連の騒動の経緯であれば筆者が最初から今に至るまで全てまとめているのだから、わざわざ高いお金を出してそんな本など読まなくても、そっちを読めばいいだけの話だろう。


マイティー本人からの核心的な部分の懺悔などあるのであればその限りではないが、これまでの対応(自身に都合の悪い意見は言論統制、不正を指摘した方をブロック、存在するかどうかも分からないバイトへの責任転嫁など)を思うととても期待はできないように思う。


また、タイトルと内容を変えたとは言うものの、『365日19時間ゲームする男』という設定はそのままのようで、これが何を意味するのかというと、どう見ても嘘としか思えないというのもそうなのだが、これは前回大炎上した内容の『流用』であるということ。


つまり、明らかに整合性が取れていない、無理筋のドイヒーな嘘に関してはある程度は消した上で、内容は前回のものを流用し、そこに発売にこぎつけるための形だけの反省や懺悔を付け加えたものである可能性が高いということだ。


これには筆者がここで何度も指摘している、『本を作るのに投資したコストを無駄にしたくなかった』『発売中止という事態だけは何としても避けたかった』という思惑が透けて見えており、だからこその流用、反省や懺悔といった方向性の変更なのだろう。


何が反省だよ、本を作るのに投資したコストを無駄にしたくないだけだろうと思うし、本を出して儲けようとしている時点で反省の意図など微塵も感じられない。


何故なら、反省なら自身のチャンネルの動画でもブログでも勝手に出せばいいだけの話であり、何故それをわざわざ本にして出す必要があるのか、そして何故読者はそんな反省文をお金を出してまで読まされなければならないのか、まったくもって意味が分からないのである。


その点について筆者が見た中でオモロかったコメントとしては、『謝罪動画削除しといて本を出す形で謝罪。意味が全く分からない』というのがあった。


確かにwwww


ほんとに反省してるなら謝罪動画残しとけよwwww


なんで自分で消したあとに書籍として出版すんねんwwww情緒不安定かwwww(?)


まあそんなことはどうでもいいのだが、先日、あのJ氏が本件に関しついに反応された。


J氏が確認されたところ、出版社(秀和システム)では発売予定にすら情報がなく、著者二人も無反応、と不確かな点があるため、現時点では保留とする、ということだった。


確認のため筆者も見てみると、確かに5月末日に当該の本の発売は記載されておらず、これは一体どういうことなのか?という疑問が湧き上がってくる。


しかし、発売するつもりがなければわざわざタイトルや内容を変更したり、Amazonや他ショッピングサイトに新しい表紙の商品ページなど作成しないと思われるため、強行突破でバリバリに発売する気でいるのではないかと筆者としては予想するのだが、これは今後の経緯を見守っていくしかない。


また、J氏が指摘されていた、マイティーとイラストレーターの方が本件について反応していない点についてだが、反応すると前回の炎上時のようにツッコまれるため、筆者が以前に考察したように、わざと反応しないようにしてこっそりと発売にこぎつけようとしている可能性もあるのではないかと思う。


最後に値段設定についてだが、この本が『1650円』というのは消費者の立場からすればあまりに厳しいものがあり、果たしてそんなお金を出してまで読む価値のある本なのか甚だ疑問でしかない。


無論、人によっては違う意味で爆笑できる(?)一冊になるのかもしれないが、それはあくまで一時の気の迷いであって、良書を読んで面白かったり感動したりというのとは全く違う、『真に価値のある体験』とは言えないと思う。


以前も言った通り、筆者はタダでもいらないと思っているし、まず値段の前にどんな醜悪で恐ろしい内容に仕上がっているのか『中身を見るのが怖い』というのがある。(物好きな方が読んだ感想を参考にして、それでツッコむというのはあるかもしれないが)


ネタや反面教師的文献という意味合いで購入される方もいるのかもしれないが、果たしてそれが本当に正しい選択なのか、この著者にこの内容でお金が渡ることは適切なのか、財布の紐を緩める前に一度立ち止まって考えることは大切だと思う。


次回は、新たに判明した目次を見ながら考察していきます。

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