創作に つかれ癒やすは 推しの笑み

『創作に つかれ癒やすは 推しの笑み』

          桃もちみいか作



 執筆は楽しい。

 想像創作創造、言葉をつらね紡ぎ、組み立て、話にしていく。

 なにもないところから生み出す自分だけが知っている物語の顛末。


 可能性は無限大。

 読者が楽しんでくれたら、嬉しい。

 それは物語に捧ぐ、読み手に捧ぐ。

 無償の愛に近い、尊いとすら思う。


 わたしがあなたが、人々を想像の世界に連れ出すのだ。


 だが、楽しいばかりではなく、行き詰まったり、体調いかんや日常生活の憂い事や、コンテストの結果を気にしてしまいます。


 小説を詩をエッセイを俳句を短歌を……、書かなくっちゃ。

 書きたい。

 しめきりがあるし。

 そう思うのに、思うようにいかない、そんな創作の疲れ。


 執筆疲れは知らず知らず蓄積していたらしい。ダメージは小なり大なり。


 そこで、救世主『推し』の登場です!

 ヒーローかヒロインか、はたまた両方か。


 迷いも疲れも、そして憂鬱さも、吹き飛ばすのは『推し』の存在です。


 やらなくっちゃと追い詰めた自分、ちょっとひと休みして。


 大好きな人、漫画、アイドル、アニメ……音楽に癒やされます。


 そう『推し』は二次元でも三次元でも二.五次元でもかまいません。


 時に『推し』は憧れの人や家族だったり、友や恋人でも。

 大好きだって思っている存在の大好きな笑顔は疲れも悩みも消し去ってくれる。


 一時間でいい、ちょっと休もう。

 立ち止まって良い。

 また、歩きだせば良いのだから。

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