第62話愛情とおもてなし

 料理を作るときは、やはり愛情とおもてなしの精神が必要ではないかと思う。

 どんな人に料理をふるまうときでも、この二つの感情は忘れてはいけないし、重要なことである。

 見た目が良くなくても、味がおいしい場合もあれば、味はいまいちだとしても、見た目がいい場合もある。

 どちらをとっても、その人がおいしく食べてくれるならば、それでいいと思う。


 愛情がこもっていれば、それはそれでいいものが出来上がる。

 それを相手におもてなしをして、その料理をいただいて貰うこともまた、大切なこと。

 たとえ、口に合わなかったとしても、次にいいものを作ればいいだけのこと。

 その料理に相手が「おいしい。」と言ってもらえるまで、試行錯誤するしかない。


 失敗は成功の基。

 たとえ、失敗しても、次に成功すれば、それはそれで充分。

 挫けずに料理でも何でも続けることが大切。

 それでこそ、真の料理人ともいえる。

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料理体験日記 心に闇を抱えるもの @ty1001

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