第14話 魔法少女
魔物の討伐は
とりあえず
「
ハーデスが言った。
「ちょっと休んでから、しばらく僕らで
ヘルセポネは魔法使いって言ってたけど、どうな感じなのだろうか。
休憩を終えて、ハーデス、ヘルセポネ、カツヤの順番で進んだ。歩きながらヘルセポネが魔法について教えてくれた。
魔法には、火水風土の基本的四属性があり、人は皆だいたい一つか二つくらいの適正属性を持っている。適正属性を持っているからといって誰でも魔法使いになれるわけではなく、魔力量が少なくて簡単な魔法しか使えなかったり、戦闘に使えるような魔法は覚醒しないと使えるようにならない。覚醒も素質がないと出来ないそうで、いっぱしの魔法使いにはなかなかなれないらしい。魔法を使えるのが百人にひとり、覚醒で出来るのはさらにそのうちの百人にひとりとのこと。
「ウォーター!」
ハーデスが
「俺もこのくらいは使えるんだな。一日数回しか使えないけど、水筒持ち歩かなくていいんで
「じゃじゃーん。私はなんとレアな
ヘルセポネが半身でカツヤに向かってドヤった。
「へぇ~すごいねぇ。」
カツヤ自身も驚くぼどに大きな声が出た。
「カツヤ、意味わかってないだろ!」
ハーデスが冷静につっこむ。
「いや、意味はわかんないけど何か
カツヤは楽しくなって笑いながら言った。
風属性の上位にあたるのが雷属性で、雷を魔法で発生させて攻撃できる。物理防御が効かなくて
ハーデスが盾で魔物を弾く音が合図のように、ヘルセポネが
「サンダーフラッシュ」
「これくらいのランクの魔物なら一発よ。」
ヘルセポネはピースサインでカツヤに言った。
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