第221話 次の予定
とりあえずダンジョンから出て、ギルドで情報はポイントに変えた魔石での支払いってことで書類を書いた。
家に帰ったらもう安心感が凄くてすぐに寝た。やっぱり好き好きオーラ出てるやつは疲れる……
好意がビームでバシバシ当たってる気分なのだ。「可愛い~」とか普通のやつじゃない「吸って耳ハムしてぺろぺろしたい」な感じだ。変質的な視線とかわかるだろ?あれに近い。
クロユリはなんであんなになっちゃったんだろ?錬金術師さんのユニークスキルのせいかな?
……もう考えないでおこう。
睡眠でリフレッシュして、ご主人が帰宅してきたので存分に甘える。
「うにゃぁ」
クロユリやだったけど頑張ってきた。
「偉いねミロク、頑張りました!」
うむ、撫でろ撫でろ。お、ついでに頬っぺたマッサージか?善きに計らえ。
違う、そんなもにゅっとしちゃダメだ。もっと優しく!
「にゃ」
やめれ、もにゅもにゅやめれ。
「あぁ、ついついやっちゃうよね」
手は離してくれたが、チラ見えする牙が可愛いんだよねぇとか言ってるから反省はしてなさそう。
今度ガブッとやってやろうか?もう少しレベル差が埋まったら穴も開かないと思うし。
ミロクだってツンする時もあるんだぞ!と見せてやらねば。
いや、まぁ、たまに気分が乗らない時はご主人のじゃらしでも無視するけども…
あの全然興味無くなるのなんなんだろう?目の前でフリフリされても全く反応したくないやつ、時々あるんだよねぇ。
ご主人がしょんぼりしちゃうから相手してあげたいんだけど、本当に動く気無くすんだよねぇ。
「うにゃにゃ」
「そういえば欲しいのがあるって言ってたね?もう少しでポイント貯まるの?」
そう!ヤクシとマリモちゃんが採掘した魔石をポイントに変えたらあとゴブリンキング一体分くらいでポイント足りるのだ。
「にゃにゃにゃぁん」
セカンドドアをゲットしたら中級の錬金術ダンジョン入り口近くに設置しに行って直ぐに行けるようにするんだ。
「中級のって隣の県にあるやつだよね?」
「うにゃ」
行って貼って帰ってくるだけなら1日。
「あぁ、遠い所のダンジョンに直ぐに行けるようになるんだね………え、ヤバ」
「にゃぁん」
便利なものは有効活用しなきゃ。
中級の錬金術ダンジョンも屋敷型だけど庭付きで、庭で屋敷に入るためのギミック解かなきゃいけないタイプなのだ。
中級の錬金術ダンジョンもガリガリやって今日のストレス発散するんだ!
セーフティハウス用のインテリアも選び放題だし、棚とかタンスとか良いのが有ったら貰ってくるね!
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