ゆなっちと、くうり

お姉ちゃんのゆなっちと、妹のくうり。


今日は3人でベネチアをお散歩。


うちも、女の子みたいだから、3姉妹に見える...はず


広場のベンチに座ってたら、だれかパフォーマンスしてる。

変わったダンス。


3人で見てる。


違うところでは、ストリートライブ。

いい歌声だー。



今日は、この広場で、リオちゃんと、久しぶりに再会することになってるんだよー。


リオちゃんはね~、ニースでピアノを習ってた時の仲良しのお友達。


今日はリオちゃん、ママといっしょにベネチアに遊びに来る。


「あ~、あやなっちだーっ!」

って、めっちゃなつかしい声、聞こえてきたと思ったら


タッタッタッタッターッ

て、可愛い女の子、うちのほうに走ってくる。


「あ~、リオちゃんだーっ!」

うちも声をあげる。


うちは、ベンチから立ち上がって

走ってくるリオちゃんのほうへ、うちも走って行く。


ガバッ

と、うちに抱きつくリオちゃん。


うちも、しっかりリオちゃんを抱きしめる。


「久しぶり~、あやなっちー!」


「久しぶり~、リオちゃーん!」


抱き合う、ふたり。


ゆなっちとくうりは、優しく、ふたりを見守ってくれてる。


「あやなっち、ピアノまだ弾いてる~?」

って、リオちゃんに聞かれた。


「弾いてるよ~。めっちゃ趣味だけど...」

って、答える。


「お姉ちゃん、こんにちは~」

ゆなっちにも、あいさつしてくれるリオちゃん。


「こんにちは~!久しぶりですね~」

お姉ちゃんも、リオちゃんのことは覚えてた。


「あれっ?妹さん?」

くうりを見て、うちにたずねるリオちゃん。


「サンフランシスコの時に生まれた、妹のくうりだよ」

うちは、答える。


「くうりちゃん。はじめまして~。よろしくね~」


くうりも

「よろしくね~リオちゃん」


「うわっ!もうリオちゃんって名前、おぼえてもらえてる~。うれしい~」

リオちゃんは、くうりのあたまを

ナデナデ


「くうりちゃん、いくつ~?」


「みっつ~」


「そっか、みっつか~、えらいね~」


うちら3姉妹と、リオちゃんとで、ベネチアの街を散策。


「あ、そうだ!リオちゃんもいっしょに、オーロラちゃんのゴンドラに乗ろう!」


「オーロラちゃんのゴンドラ?」


「うんっ!オーロラちゃんのゴンドラはね~、ここだけの話だけど...お空を飛ぶんだよ」


「えー?ほんとに?」


「うんっ!ほんとほんと。オーロラちゃんのゴンドラを探そう」


うちはあたりに、オーロラちゃん、ゴンドラを漕いでるかどうか探してみた。


「あっ!オーロラちゃん!」


オーロラちゃん、ゴンドラを漕いでる!


うちらは、オーロラちゃんのゴンドラまで走って駆け寄り


そして、みんなでオーロラちゃんのゴンドラに乗る。


オーロラちゃんのゴンドラ

みんなを乗せて


フワッ

と、お空を飛ぶ。


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