ゆなっちと、くうり
お姉ちゃんのゆなっちと、妹のくうり。
今日は3人でベネチアをお散歩。
うちも、女の子みたいだから、3姉妹に見える...はず
広場のベンチに座ってたら、だれかパフォーマンスしてる。
変わったダンス。
3人で見てる。
違うところでは、ストリートライブ。
いい歌声だー。
☆
今日は、この広場で、リオちゃんと、久しぶりに再会することになってるんだよー。
リオちゃんはね~、ニースでピアノを習ってた時の仲良しのお友達。
今日はリオちゃん、ママといっしょにベネチアに遊びに来る。
「あ~、あやなっちだーっ!」
って、めっちゃなつかしい声、聞こえてきたと思ったら
タッタッタッタッターッ
て、可愛い女の子、うちのほうに走ってくる。
「あ~、リオちゃんだーっ!」
うちも声をあげる。
うちは、ベンチから立ち上がって
走ってくるリオちゃんのほうへ、うちも走って行く。
ガバッ
と、うちに抱きつくリオちゃん。
うちも、しっかりリオちゃんを抱きしめる。
「久しぶり~、あやなっちー!」
「久しぶり~、リオちゃーん!」
抱き合う、ふたり。
ゆなっちとくうりは、優しく、ふたりを見守ってくれてる。
「あやなっち、ピアノまだ弾いてる~?」
って、リオちゃんに聞かれた。
「弾いてるよ~。めっちゃ趣味だけど...」
って、答える。
「お姉ちゃん、こんにちは~」
ゆなっちにも、あいさつしてくれるリオちゃん。
「こんにちは~!久しぶりですね~」
お姉ちゃんも、リオちゃんのことは覚えてた。
「あれっ?妹さん?」
くうりを見て、うちにたずねるリオちゃん。
「サンフランシスコの時に生まれた、妹のくうりだよ」
うちは、答える。
「くうりちゃん。はじめまして~。よろしくね~」
くうりも
「よろしくね~リオちゃん」
「うわっ!もうリオちゃんって名前、おぼえてもらえてる~。うれしい~」
リオちゃんは、くうりのあたまを
ナデナデ
「くうりちゃん、いくつ~?」
「みっつ~」
「そっか、みっつか~、えらいね~」
うちら3姉妹と、リオちゃんとで、ベネチアの街を散策。
「あ、そうだ!リオちゃんもいっしょに、オーロラちゃんのゴンドラに乗ろう!」
「オーロラちゃんのゴンドラ?」
「うんっ!オーロラちゃんのゴンドラはね~、ここだけの話だけど...お空を飛ぶんだよ」
「えー?ほんとに?」
「うんっ!ほんとほんと。オーロラちゃんのゴンドラを探そう」
うちはあたりに、オーロラちゃん、ゴンドラを漕いでるかどうか探してみた。
「あっ!オーロラちゃん!」
オーロラちゃん、ゴンドラを漕いでる!
うちらは、オーロラちゃんのゴンドラまで走って駆け寄り
そして、みんなでオーロラちゃんのゴンドラに乗る。
オーロラちゃんのゴンドラ
みんなを乗せて
フワッ
と、お空を飛ぶ。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます