応援コメント

二十二年 十一月  「冬凪」」への応援コメント


  • 編集済

    汐の漢字の違いを初めての知りました。
    学生には恨まれそうですが、漢字ひとつで時間情報が得られるのは、短詩を嗜むものとしてはとても素晴らしいことです。

    冬凪やきみのほっぺも汐の味

    「きみ」から普通に恋人未満の句と読取りました。
    放課後ずっと一緒にいて、最後にふざけて頬にキスをした、こんなお巫山戯は若い女の子だけ許される何ともそば痒い関係ですね。
    冬凪やが関係性を的確に表現していて、心にぽわぽわしたものが残るとても素敵な句です。

    作者からの返信

    潮と汐ですね。実はわたしも今回はじめて知りました。面白いですね。
    お褒め頂いて、ありがとうございます。子ども同士の幼いカップルのつもりで書きましたが、「きみ」は母にとっての我が子(男の子)かもしれません。反抗期前の母と息子は恋人同士のようですから。

  • 冬凪という季語を初めて知りました(^_^;)
    冬凪だけでこれほど多くの情景を詠めるなんて凄いと思います。

    作者からの返信

    佐野心眼さん、褒めて頂けて、う、嬉しい(T_T)です。ありがとうございます。
    俳句を勉強していると語彙には詳しくなりますね。当初はそれが目的だったりしたのですが、俳句の魅力にすっかり取りつかれました。

  • 「これは多分」っていう解説が新鮮!
    「きみ」という言葉には異性を連想させる解釈が通説ですが、中七が全て平仮名としたことで愛する子供だなと理解できますね☆
    特養の句は、「に」ではなく「の」にして「を」を消し、下五で心振るわす動詞を放り込むと、句集にも載せられそう☆

    作者からの返信

    愛宕猊下、もうほんっっっっとに嬉しいレビューをありがとうございます。
    (冬凪や特養の母……)う~ん、何だろう。暴れ出すじゃないし……。
    智恵を絞って考えます! ありがとうございます。

  • お邪魔します。

    寒さの中の束の間の安らぎのような「冬凪」と母娘のやりとりの取り合わせが、気持ちの揺れを感じさせます。
    奥深い感じがして素敵です。

    作者からの返信

    りりさん、早速読んで頂けてありがとうございます。
    冬凪という季語は「ほんの束の間」の安心感を指す言葉だと思いました。
    その「わずかな休息」がどれほどありがたいか、いろいろ考えさせられました。