第9話《イギリスの紅茶事情》


 イギリスと言えば、紅茶の国。有名な所では、トワイニング、フォートナム・アンド・メイソン、イースト・インディア・カンパニー等が日本でもおなじみ。トワイニングは英国紅茶の火付け役だし、東インド会社もやっぱり外せない。食料品店なのでF&Mや東インド会社では紅茶以外も買えるのも嬉しい。しかしながら、庶民が毎日4時のお茶の時間に紅茶をティーポットに入れてお湯を注ぎ蒸らして、ミルクを注いだカップへ静かに紅茶を注ぎ入れ、砂糖を少量。焼きたてのスコーンにクロテッドクリームとジャムを塗って・・・なんて生活をしている訳も無く(している方もいらっしゃるかもしれませんが)庶民が上記のような日本でもおなじみブランドの紅茶を日常に飲んでいる事も無く(毎日で無ければ勿論飲めます)、日本の庶民と同じで御特用紅茶を飲んでいます。

庶民はね、以前にも書きましたが大きめのマグカップにティーパックを入れ、熱湯を注ぎ入れたらスプーンでティーパックをジャブジャブと押し、最後にマグカップの縁でギュッとスプーンを押し当てティーパックを絞る。そして冷蔵庫から取り出したミルクをたっぷり入れる。砂糖はお好みで。これです、コレ。何処の家庭に行っても一番よく見かける紅茶ブランドが『PG』という大容量個包装無の物。味はかなり濃い目、ミルクティーにとっても良く合うのでご自宅でミルクティーをよく飲まれる方は是非!って位に味は確かです。日本人には濃いかもしれないけれど、私は好き(日本で言う所のリ○ト○や日○紅○の御特用だと思って下さい。) 他にもスーパーのPB商品等のブランドは多数。ケチりまくって相当な安物を買わない限りはどれを買っても美味しいのがイギリスです。

ファストフード店の紅茶もソコソコ美味しい上に、ミルクティー好きの私としてはとても嬉しい事に、必ず【ミルク】が着いて来るのです!!ミルクと言っても牛乳ではなく、ポーションタイプのスキムミルクですが・・・。それでも、日本で珈琲フレッシュなる物を紅茶に出された時よりも、数億倍嬉しいです。日本も液体ミルクがOKになったので、是非ともポーションのスキムミルクをお願いいたします、メーカーさん!!そして全国のポーションでミルクを提供するお店屋さん!!ミルクティー好きの紅茶飲みにとってミルクは、酒飲みにとってのビールの泡みたいに重要なもんなんですよ。梅酒頼んだのに酔わない梅酒来ちゃった的な、アルコール何処よ!みたいな。その位に重要なのですよ!珈琲フレッシュじゃぁ、ビールの泡の替わりにメレンゲ乗せられたみたいな、酔わない梅酒にとりあえずウォッカ入れられた、みたいな。そんなミルクティーの救世主、ポーションタイプのスキムミルク!!勿論、アフタヌーンティセットを頼んで一万円位払っているのにポーション来たら怒るけれど、ファストフード等ならコレで十分満足できるのです。

個人的に、日本って紅茶は個包装が多いけれど・・・別に御特用なら個包装じゃなくても良いじゃない。って思うんですよね。最近リ○ン○さんが100パックとかで個包装では無い物を出してくれているけれど、もっと定着すれば良いと思っています。

エコだし、朝とか手間が省けるし。

後、茶葉の量もっと多くしてほしいなぁ~やっぱり濃いお茶が好き。

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