自主企画用「筆致は物語を超えるか」【春にさよなら】

執筆詳細

■作品名について

「春にさよなら」

・本企画にご参加の場合、作品名を同様にする必要があります。ただし、尾ひれ等はOK。

例）「春にさよなら　～〇〇Ver～～」

・意味に固執する必要はありません。もちろん、こだわって頂いてもよろしいと思います。

■登場人物について

・主要人物二人が登場していることが前提。

・それ以外の人物の登場もOK。しなくてもOK。

・登場人物の性別および年齢は不問

※ナツとハルの立場を逆転することもOKとします

■視点

・あらすじは「ナツ」目線で書かれていますが、時系列を描きやすかったからで、皆様が描く物語はこれに限定しません。つまり、ナツ本人でも、ハル目線でも良いし、俯瞰でも、または第三者での語りでも構いません。

■小説、筆致

・今回は新たに制限を設けます。以下を遵守してください。

　文字数：30000以下

　和数：10話以下

・どのような文字数、和数設定で物語を語るかも、今回の見どころとなります。今までの傾向からすると、文字数・和数ともに多ければ多いほど読まれにくくなる傾向があります。

■あらすじ時系列・詳細解説

①海外にいくことになった

・留学、海外赴任、など。理由はなんでもOKです

・移住となり、少なくとも数年は戻ってこない心づもりである、という部分だけは押さえて頂きたいと思います

②幼馴染のハルを思い出す

・脳裏に浮かぶ、頭をよぎる、鮮明に、なんでもOK。設定したナツの人物像に合わせて調整してください

・少なくとも数年は会っていない、という状況です

③身長を比べあった桜の木

・幼馴染の二人がよく遊んだ場所にある桜の木です

・桜の木の幹に、二人の身長を刻んでいます

・ハルは自身の身長を気にしています。その理由はなんでもＯＫ

④二つ並ぶようなそれは、あるところを境に一方だけが刻み続けられている

・端的に、ナツが刻むのを辞めてしまった後も、ハルは刻みにきていた、という意味です。もちろん工夫やトリックなど盛り込んでも盛り込まなくてもOK

⑤ナツは自分の背丈を刻むと、その場を後にした。

・この行動にどんな意味を持たせるかどうかは、お任せいたします

⑥夏が始まろうとしていた

・夏をイメージする要素を登場させてください。⑤と踏まえて、ナツの心情の変化に対するメタファー的な風景描写です

■細かいこと

・後日譚の追加もOK。それにより作品の解釈がかわることもOK。

・基本的に大枠を満たしていれば、なんでもOK。このあらすじが、面白い、素敵、名作と、とにかく味わい深い物になるなら、少々の改変・逸脱・誇張は問題にせず。むしろ、テクニックかも知れません。

以上です。それでは皆様からの素敵な作品をお待ちしております。

（なお今回も、上級者向け用のテーマをご用意しております。挑戦される方は次をお読み下さい）