第9話 水龍様の住処
スーパーの
「
マリッサが示したのは、ここから西にある
「ガルーダに乗って空から様子を見てみたけど、このあたりよりも
「
「
「
「そうだね」
肩を
すると、スーパーの
「
「できればそれは
「思ってたよりも
「大丈夫だよ。言ったように、今の
「しっかり
「
「
「これの事か? いいや、これは
「へぇ、こっちの世界の
興味深そうに
俺とメイがそんな彼女を見ていると、フラフラと現れた
「話し込んでるところ悪いけど、出発しなくていいのか? オイラ的には、
「
「お、メイも一緒にやるか? オイラが
「本当!?」
「あぁ、その代わり、オイラのことは
いつか本当に、
とまぁ、そんなことを考えて
ここは1つ、
「そろそろ出発するとするか」
あらかじめまとめてた
おかげで
まぁ、俺がゴブリンだったとしても、なるべく近づかないようにするから、真っ当な
それにしても、
西に向かって歩き出したはいいものの、
「使えそうな車とか
「それはさすがに
「そうだよなぁ」
「ねぇハヤト、くるまってなに?」
「車っていうのはな、そこに
首を
様子から
ボンネットが大きく
「ん? そこにあるなら、どうして使わないの?」
「あれは見るからに
「そっか……じゃあ、じゃあ、アタシが使えそうな『くるま』を見つけたら、
「ん? そりゃもちろん、
「ほんと!? じゃあ、アタシ
そう言ったメイは、
走って行くその
フリフリと
「
「そうだな。まぁ、彼女なりに
「なるほど……
「いや、違うが!?」
「
「人の話聞けよ……」
これ以上
ここは、話題を変えておこう。
そう考えた俺は、道路に散らばってる
「それにしても、
「たしかに、車があってもあまり
結局、
どれだけ歩いただろうか。ようやく
「ハヤト!! なんか、すっごいのが見える!!」
「すっごいの?」
少し先にまで
そんな彼女の言うすっごいのを見るために、
もっと
ビルの
「な、なんだ、あれ?」
「あれが
マリッサは
その穴に向かって大量に流れ込んだ
いや、意味分からねぇよ。
「いやいや、
「あれは、
「マジかよ。俺たち、今からあの中に入るのか?」
「仕方ないでしょ? どっちにしても、
「そういう話は先にしてほしかった」
「とにかく、そういう場所で
「それはそうだけどなぁ……」
「ハヤト、行きたくない?」
「
「でもまぁ、メイもいることだし、なんとかなるよな」
とまぁ、そんな軽いノリで、俺はこの先に足を踏み出してしまった。
この時の俺は、まだ完全には
俺達が生きてるこの世界が、本当に変わってしまったんだってことを。
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