第149話 ビール工場のおまつり

 1983年8月の最後の土日、こんなのあった。

 万富駅裏手にあるキリンビール工場のおまつり。

 岡山から万富まで、無料で電車に乗れることに。

 硬券の「乗車票」が2枚、改札近くで配られて、

 それをもって、有人だった改札口を潜り抜けて、

 湘南色の電車に乗って約20分ほど乗りまして、

 万富駅まで行きました。バスが来ていたっけな。


 で、ビール工場に入って、ビールづくりを見学。

 国鉄の新幹線の指令室みたいな場所もあったね。

 ホッブのにおいが香ばしかったことこの上なし。

 一応未成年なので、ビールは飲みませんでした。

 でも、ビールかキリンレモンか、無料で飲めた。

 この時期なのはこの年だけだったけど、その後、

 春先の時期に、結構、このお祭りがありました。


 もちろん、大学生になって先は、しっかりビール飲んだよ。

・・・、そらそうよ。

 

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る