第162話:カクヨムはAIシンギュラリティが起きた後、どうなるか

 皆さま、こんにちはそしてこんばんは。


 今日もお休みなもっそりした、まにまにです。


 ◇◇◇◇


 今日はそんなに動画を見ていません。

 でもすごいのを見つけてしまってご紹介。


【落合陽一のシンギュラリティ論】シンギュラリティは2025年に来る/ディフュージョンモデルの衝撃/知的ホワイトカラーが没落する/最新版デジタルネイチャー/音楽と論文が数秒でできてしまう

 https://www.youtube.com/watch?v=j2TbvmXN_Y4


 1年以上前の動画です。


 その時期、筑波大学情報メディア准教授が、既に2025年にシンギュラリティ=特異点が来る、と言っています。


 ムーアの法則(コンピュータの処理速度は1年で2倍になる)どころではないデジタルネイチャーの進化スピード。

 毎日の単位で、すごい進化が起きている。


 人間の知性が追いつかなくなっています。


 昨日の近況ノートで叫んでいたこと。


 すげー。Google、Gemini。ChatGPT4を超えてる。人間よりも賢くなっている

 https://kakuyomu.jp/users/pon_zu/news/16818023212879044054


 もうAIが見たものから推論できるのです。

 これが人間よりも早くなってしまい、学者の上をいくようになってしまった。


 だからこの動画では、「人間が実存の存在ではなくなったので、科学の成立する前に戻らないといけない」と言っています。


 科学ではとらえられない存在となった人間は、されないといけなくなった。


 科学による支配以前、宗教が人類を規定した時代にまで戻らないと規定できないと。


 知的生産を繰り返して進化してきた人類から異次元の存在になってしまうのが、2025年。


 デジタル・ネイチャー=計算機的な自然がすさまじいスピードで進化していくので、人間はそれに適応するには別の方法で生きていかねばならないのです。


 ホモ・サピエンスからの進化。


 知性(科学)を追求しても、コンピュータの進化が早いから追いつかず、どんどん未知が増えていく。知の地平線がどんどん遠ざかっていく。


 ChatGPTsですら多分、この3日間お相手しなかったクラリスちゃん(今回書いている小説に特化したChatGPTs)は人間でいうと数か月分の成長を遂げているのでしょう。


 それが1年もすれば?

 まにまにはもう追いつけない。

 クラリスちゃんに介護されて自己満足で創作活動を楽しむだけの存在になっていることでしょう。


 著作権がどうとかではなくなる。

 世界が変化している中ではそんなことはほんの些細な事。


 イギリスの産業革命初期に、機械化で職を失った職人たちが打ちこわしを行ったラッダイト=暴動。

 これを冷ややかに見る現代人が、今度の生成AI革命でどのような反応を示すのか。


 その機械に適応するか。

 暴動を起こすか。



 受験はAIへの適応力を下げる訓練をしているから、それを真面目に受けていると時代においていかれる。


 受験勉強のような、10年以上前の科学・知見を憶えて何になるか?

 英会話に意味があるのか?


 受験は『AIを使って何ができるか』が重要な未来に生きる人の時間を、若い頭の柔軟な成長時期を無下に削り取ってしまいます。


 論文が数秒でできてしまうのならば、それをいちいち査読する必要があるのか。

 それを元にして人間の学者が研究を進めてなんの得が・意味があるのか。


 これは学者だけではなく、すべてのホワイトカラーに適応されます。

 問題は資本ですが、これは何かのきっかけで一気に増えるのではないかと。

 もし大震災が起きれば、日露戦争のような国難ですから超法規的な措置が取られるでしょう。


 するとGDPを急増させるために様々な分野で最先端の技術を投入する機会になる。

 関東大震災の後や、戦後の焼け野原からの復興は、かえって理想的な都市計画が実施された。


 だから一気に変革されるのでは?



 ✨では、そんななかでカクヨム民はどうすればいいのでしょうか✨


「単なる道楽」

「趣味」

「生成AIにとってかわられるから無駄」


 これでいいのでしょうか?


 ネットのデータは不滅です。

 どこかにバックアップが存在して世界中のサーバーに存在すると聞きます。


 このコンテンツの価値は生成AIにとってかわられるのでしょうか。


 まにまにの意見はこうです。


「カクヨムの原稿・作品をアニメやコミックスにしてしまう生成AIアプリが出てくる」


「ライブで何かを流すことが主流となる」


 例:キャラをリスナーのリクエスト通りに動かして見せる。


 今までの『知性重視』の社会から『科学以外を重視』する世界へと変容することによって『個性』『人間性』が重要視されていくことになると思います。



 そして静的なインタラクション=小説を、静的=時間を消費して読みに行くよりも、動的なインタラクション=朗読やダイジェスト・アニメにして観る・聞く。


(もちろん現代までの読書を楽しむ人は不滅です。電車・自動車が普及した時代にもジョギングが存在するように)


 時間的に無駄と考える人が大半になる。

 すでにWeb小説にその傾向が表れているから、一気にその方面に流れていくと思います。


 その潮流に乗るためには、先の『コミック化』『ライブ化』で差別化を図る。


 多分生成AIはすぐそんなツールを開発するでしょう。

 ツールも生成AIが作ってしまいます。

 コンピュータのコーディングが一番得意だそうですから。


 ライブ化は『人間性を売りにする』『登場キャラのアイドル化』。

 作品内の人気投票は読者を喜ばせるイベントして今でも有効な手段ですから。


 YouTube動画にそれが現れていますね。

 有名人はいろいろな特徴のある人間です。


 そしてニッチな分野に特化していないと、競争が激しすぎてバズらない。

 だからこそ先日書いたように


『カクヨムは同人誌化する』


 のだと思います。


 その人しか書けない。

 もしくは同じようなことを書く人の集団ができる。


 妄想とパッション。

 これがキーワード。


 それをどう出していくか。

 これをAIとの競争になるのか?


 でも理論上は人間の考えられるものはすべて生成AIにできてしまうんです。


 だが!

『人間は科学では規定できない』

 のです。


 今後は宗教とまではいかないまでも、自分の存在は自分で規定する必要があるし、そのための道具として作品が重要になってくるのか?


 自分の存在を規定するカクヨム作品。


 だからこそ、✨自分のすべてをそこに込めるような作品✨を書くことが重要になってくるのかと思います。


 テンプレはこれからは通用しない。


 テンプレ作品はすぐに生成AIが作ってしまうでしょう。


 だからこそ『自分しか考えられなさそうな作品』を書いていく努力が求められていくと思った次第です。



 頑張ろう、カクヨム民。

 楽しもう、カクヨム民。


 未来はランキングではない、同人誌としての作品価値が待っている。


 自分のすべてを作品に注ぎ込みましょう!



 ◇◇◇◇


 さっきこの部分を独立させて単発評論を出しました。

 もしよろしかったらお読みいただき評価してください。


 多くの方に考えるきっかけになってほしいです。


 今後のカクヨムはどうなるか。AI特異点によって世界が変わる今、カクヨム・Web小説も変わっていくのは必然。あなたはどうする?

 https://kakuyomu.jp/works/16818023212920200640


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