僕は小説家じゃない。

Rotten flower

Rotten flower

I(Rot)

ここにはメッセージなどない。あるのは読み終わったあとの虚無感というログインボーナスだけだ。

この世界において私という概念はまるで水の中での泡の様に無力だ。私が意思表示をしたとしても、名前などないただの人間はそのようにしか見られない。

私は自分の存在が嫌いだ。地球の中での二酸化炭素と同じ様に、きっと周りからも邪魔なものだと認識されているのだろう。

自分の名前を自ら失い記憶という箱にただただ不思議な7文字を閉じ込めている。それは密室実験と同じような感覚である。

閉鎖的な空間では単調で覚えてしまうことが多い。どうして私はそんな意味もなく7文字を覚えてしまっているのだろうか。

私はそれから自分の7文字を嫌い、窓辺という3文字とRotten flowerという13文字に取り憑かれるように動き始めた。

私は関西弁が嫌いだ。「ありがとう」という5文字の差ですら自分は違和感を持ってしまう。だからといって他人に強制させることはない。その点で言えば右翼の意見と激似である。


私は敬語を学ぶことにしました。そうすることによって、少し感情の整理ができたような気がします。

日本の現代社会には正解がない。ということは重々承知です。でも、この世界の正解を探してみたいと思いこんな嘘だらけの文章を書き続けました。

みなさんは今行なっていることを楽しいと思いながら行動していますか?

私は、「これ」が大好きです。この行動が大好きです。きっとこれがなくなったら私という存在は虚になり結局は終わりまでスクロールされる人生だったでしょう。出逢いに感謝。存在に感謝。この世界に感謝。

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