花期と根競べ ―ヒャクニチソウ―

 作業部屋の外には、鮮やかな花を咲かすヒャクニチソウの花壇がある。その光景を眺めながら、私は今日もペンを握る。


 毎日書き続ければ同士ができるだろうと思っていたが、ことはそう単純ではないらしい。未だに趣味での友人というものは居ないが、執筆について語らえたらになれそうだと


 半年ほどあるこの花の花期が終わるのが先か、小説仲間ができるのが先か。100日目の執筆をしながら、そんなことを考える。




 

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