言ノ葉ブルーミング

時代の中で千変万化 ―アスター―

　豊富な花の色に八重咲やボンボンみたいなやつ、そして花と言われて思い浮かぶイメージの形など、花の形も様々で品種ごとの変化が大きいアスター。ざっくりとひと纏（まと）めにしてしまえば、世界各地で品種改良されまくった菊（キク）の一種だ。日本でも、江戸時代に伝来して以来品種改良がなされて、多くの品種が生まれたとのことだ。

　目の前に咲く種々のアスター。それを手掛かりに、原種の頃の姿に追憶の意識を向けてみても面白いかもしれない。