第013食 名店会と直営店との違い:エチオピア(東京・神保町)名店会その5
『東京カレー屋名店会』の「5店盛り」のカリーを店で直接食す、という当企画もいよいよ四軒目、先週、四月三十日の火曜日に引き続き、この日、五月七日の火曜日も書き手は『エチオピア』を訪れた。だが今回、書き手が訪れたのは、神保町の本店の方で、ここでは、「5店盛りコンボカレー」の一品、「ビーフカリー」を注文した。
「5店盛り」に二品が入っている『エチオピア 神保町本店』は、『食べログ』が実施している『カレー TOKYO 百名店』において、「2019」「2020」「2022」「2023」に選出されている店で、ついでにいうと、「2023」に関しては、『エチオピアカリーキッチン 高田馬場店』も、本店とは別枠で選出されている。
さて、実際に店に行って気付いた事が幾つかあって、『名店会』で注文すると、「チキン豆カレー」は九九〇円、「ビーフカリー」は一〇〇〇円であるのに対して、『エチオピア』の店舗では、「チキン豆カリー」は九七〇円、「ビーフカリー」は九二〇円と、直接店に行った方が若干お安く食べられる。
つまり、単品を注文するのならば、メニューの選択肢の多さという点においても、コスパという点においても、直接店に行った方がよい事になる。
こう言ってよければ、逆に、『名店会』に足を運ぶ意義とは、二店以上のカレーのあいがけを食べる点にあろう。
さらに、『エチオピア』では、「ビーフカリー」は、ワンプレート・タイプの〈ライスカレー〉スタイルなのだが、『名店会』では、コラボカレーは、写真を見る限りにおいて、〈カレーライス〉スタイルで提供されているようだ。
ちなみに、『エチオピア』の特徴は、辛さが〈〇〉から〈七〇〉の中から選べる点で、店のスタッフは、数値化された辛さにピンとこない客には、大体において、他の店の辛口が〈三〉に相当する、と説明している。
『名店会』でも、「エチオピア」のカリーを単品で注文する場合には辛さが選べるのだが、『5店盛り』に関しては、辛さは「チキン豆カレー」が「🌶🌶🌶」、「ビーフカリー」が「🌶🌶」と〈唐辛子〉のアイコンで表記されているので、コンボの場合には辛さは固定なのかもしれない。
とまれかくまれ、ここまで店を巡ってきた結果、かくの如く、『名店会』と個々の店との間の相違点に気付き始めた書き手であった。
〈訪問データ〉
カリーライス専門店エチオピア 本店:東京・神保町
二〇二四年五月七日・火曜、十九時半
ビーフカリー(辛さ4):九二〇円(現金)
〈参考資料〉
〈WEB〉二〇二四年七月十三日閲覧
「カリーライス専門店エチオピア 本店」、『食べログ』
「店舗紹介」、『カリーライス専門店 エチオピア』
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