【04】快刀ディクショナリー(ノエルアリ) その後のやりとり


【04】快刀ディクショナリー(ノエルアリ)

https://kakuyomu.jp/works/1177354054885210666



□ノエルアリ

2024年10月7日 06:31


おはようございます。ノエルアリでございます。

この度は拙作に対する正直なご感想、ありがとうございました!どれもこれも的を射ており、感服の極みです。具体的な感想は仕事を終えた夜にまたお返しさせて頂きます!



■梶野カメムシ

2024年10月7日 10:11


>ノエルアリさん

おはようございます。

睡眠時間削って書いた甲斐があれば幸いです。


今回は私も理解が及ばない部分があり、誤解が生じている可能性があります。納得いかない点があれば、改めて説明しますので教えてください。


返事はゆっくりで構いません。お待ちしております。



□ノエルアリ

2024年10月7日 19:19


 改めまして、この度は睡眠時間を削ってまでご感想、改善点などを頂きまして、ありがとうございました。

 

 今回、初めて梶野様のイベントに参加させて頂きまして、ただ感想を待つというのも違うような気がしましたので、何度か梶野様の作品を拝読致しました。さすが、批評されるに値する作品を書かれておりましたので、私の方もドキドキしながらも、楽しみに待っておりました。


 頂いたご指摘、改善点は真摯に受け止めております。サブタイトルまで考えて頂けて嬉しいです。


 私の課題は、ご指摘があった通り、説明不足、説明下手でして、そこは絶対そうだろうと思っておりました。


>真の文章力というのものは、難しい言葉を使っているとかではなく、難解な設定や場面を誰もが読めるよう平易に直し、読者の疑問に先読みして答え、説明臭を消してエンタメに内包してしまう──という類のものだと私は認識しています。


 この言葉は的を射ており、私の方でも早急に改善致します。


・ キャラについて


 第2話目が【四面楚歌】のバトルシーンがあるものですから、彼の良さが伝わらず、感情移入しにくいものとなっています。ソカは正しくワトソン的立場であります。ただその意味からして、不運体質であることと、少し記憶が曖昧なところがありまして、彼の視点が読者視点となるように物語が進んでいくのですが、第一話だけでは分かりませんね。そこを含めて、第一話を書き直します。


 この作品は長編でして、物語の核となる「明正辞書」を創った男が神として描かれております。この男の謎を解くことが、物語上、最大のミステリー要素となっています。


・内容について


「まあ、〈言葉〉あっての俺らだしな」→ご指摘がある通り、私もここはずっと引っかかっておりまして、〈言葉〉が何よりも価値があり、それこそ命そのものと表したかったのですが、何か違うニュアンスで表現し直します。やっぱり言われると思っておりました。


・第一話の依頼人【影】について

 

 ご指摘のある通りで、梶野様のおっしゃる通り、「喪失を乗り越える」というアピールを徹底した方が、よりエイのテーマに沿う――。こっちにすれば良かったです。【影】は自分が生まれてきた〈意味〉を取り戻すも、【扇影衣香】とは別人ですよね。今からでもその姿を【扇影衣香】に似せた【影】に変えていいものでしょうか?


・バトルについて


 ファッションバトル、まさしくそう。ここは梶野様の作品で勉強させてください。



・作品をわかりやすくするアイデアについて



■暴戻恣睢(ぼうれいしき):

好き勝手に振る舞い、乱暴で残忍な様子。

「暴戻」は乱暴で人としての道理から外れていること。

「恣」はわがままであること。

「睢」は怒ってにらみつけるいこと。または、好き放題に振る舞うこと。


 この表記、そのまま真似ても良いですか?めちゃくちゃ良いです!わざわざ調べて下さったのですね。本当にありがとうございました。


 この作品は、教育本にもなれば良いなと思い、四字熟語の解説、成り立ちなどを絡ませていきたいと思い、書き始めた作品です。私のテーマとも合致していますので、是非お譲り下さいませ。


・総評について


 私はまだまだ褒められたものではありません。それでも光るものがあると称していただき、ありがとうございました。どんなに辛辣なものも、真摯に受け止めております。


 小説を書くことは本当に楽しくて、それでも読者に伝わらないのであれば、それは独りよがりですよね。私は作家になる夢があるので、万人に受け入れられる作品を書かねばと思うのですが、まずは頂いた改善点を見直し、物語の構想を練り直します。


 頂いたご感想は、本当にこの作品と本気で向き合って下さったのだと伝わってきました。私も何かしら正解を掴みかけてはいるのですが、まだまだ曇りがちであります。また個別に相談させて頂いても宜しいでしょうか?


■梶野カメムシ

2024年10月7日 20:35


>改めまして、この度は睡眠時間を削ってまでご感想、改善点などを頂きまして、ありがとうございました。


どういたしまして。すでに眠いです。

この返信書いてからちょっと寝ようと思います。

朝までに次の感想を書かなければ。

 

>今回、初めて梶野様のイベントに参加させて頂きまして、ただ感想を待つというのも違うような気がしましたので、何度か梶野様の作品を拝読致しました。さすが、批評されるに値する作品を書かれておりましたので、私の方もドキドキしながらも、楽しみに待っておりました。


お褒めいただき、ありがたい限りです。

雑食なので色んなジャンルに手を出してはいますねw


>頂いたご指摘、改善点は真摯に受け止めております。サブタイトルまで考えて頂けて嬉しいです。


サブタイトルは忘れてください!w


>私の課題は、ご指摘があった通り、説明不足、説明下手でして、そこは絶対そうだろうと思っておりました。


そうですね。

そこが改善されたら、話の透明度がぐっと違ってくると思います。


>・ キャラについて


> 第2話目が【四面楚歌】のバトルシーンがあるものですから、彼の良さが伝わらず、感情移入しにくいものとなっています。ソカは正しくワトソン的立場であります。ただその意味からして、不運体質であることと、少し記憶が曖昧なところがありまして、彼の視点が読者視点となるように物語が進んでいくのですが、第一話だけでは分かりませんね。そこを含めて、第一話を書き直します。


なるほど。

それならバトル的な見せ場でなく、人間的な魅力を打ち出すとかでもありですね。

一話ではランマとの会話も、わりと突っ込みに徹しすぎていて、二人の絆的な表現はなかったので、ランマからソカ、或いは逆方向の気持ちや思い、関係性を匂わせる場面を追加してもいいかもしれません。


もしくはエイの復活に際して、具体的な解決はランマがするにせよ、オウショウに憤り、エイを懸命に救おうとがんばる部分をソカに担わせるとか。あの場面では、ソカはほとんど聞き役でしたから。


> この作品は長編でして、物語の核となる「明正辞書」を創った男が神として描かれております。この男の謎を解くことが、物語上、最大のミステリー要素となっています。



確かに、そんな感じの締め方でしたよね。

あそこはミステリアスなままで正解だと思います。


>・内容について


>「まあ、〈言葉〉あっての俺らだしな」→ご指摘がある通り、私もここはずっと引っかかっておりまして、〈言葉〉が何よりも価値があり、それこそ命そのものと表したかったのですが、何か違うニュアンスで表現し直します。やっぱり言われると思っておりました。


もう一度読み返してきましたが、やはり何を受けての言葉か不明ですね。前の説明部分を、〈言葉〉が関係する内容に変えれば解消されると思います。


>・第一話の依頼人【影】について

 

> ご指摘のある通りで、梶野様のおっしゃる通り、「喪失を乗り越える」というアピールを徹底した方が、よりエイのテーマに沿う――。こっちにすれば良かったです。【影】は自分が生まれてきた〈意味〉を取り戻すも、【扇影衣香】とは別人ですよね。今からでもその姿を【扇影衣香】に似せた【影】に変えていいものでしょうか?


この先、エイがどれくらい登場するかにもよりますが、「カラーでないと不味い」という展開がないなら、変更した方がよいと私は思います。キャラのテーマに関わる話なので。


>・バトルについて


> ファッションバトル、まさしくそう。ここは梶野様の作品で勉強させてください。


「神風VS」をお勧めします。(宣伝)

https://kakuyomu.jp/works/16816452218942009810


短編がいいなら、

「オレは生きのこる。ただそれだけのこと。」が、ほぼバトルのみです。ガンアクションですが。

https://kakuyomu.jp/works/16817330663126640481


必ずバトルをしっかり書くべしとは思いません。

物語には尺がありますから。

ただ、バトルする展開になったら、ワンシーンくらい「これは」と感じるこだわりを見せるべきです。それは次の期待値に継がるので。(バトル好きの意見)


>・作品をわかりやすくするアイデアについて


>■暴戻恣睢(ぼうれいしき):

>好き勝手に振る舞い、乱暴で残忍な様子。

>「暴戻」は乱暴で人としての道理から外れていること。

>「恣」はわがままであること。

>「睢」は怒ってにらみつけるいこと。または、好き放題に振る舞うこと。


> この表記、そのまま真似ても良いですか?めちゃくちゃ良いです!わざわざ調べて下さったのですね。本当にありがとうございました。


ちょっとググって形を整えただけですが、それっぽくなるでしょ。漫画だとよくありますが、小説でも割り切って出せば映えると思うのです。【辞書世界】なら特に。


> この作品は、教育本にもなれば良いなと思い、四字熟語の解説、成り立ちなどを絡ませていきたいと思い、書き始めた作品です。私のテーマとも合致していますので、是非お譲り下さいませ。


どうぞどうぞ。好きなように使ってください。

基本的に私の出したアドバイスやアイデアは、そのまま使ってもらっても無視されても構わないというスタンスです。どちらかと言えば使ってもらえる方が嬉しいくらいです。


>・総評について


> 私はまだまだ褒められたものではありません。それでも光るものがあると称していただき、ありがとうございました。どんなに辛辣なものも、真摯に受け止めております。


いえいえ。ただの本音です。

文章は一朝一夕に上手くなるものではないですから、意識して書き続ける、それしかないのですよ。


> 小説を書くことは本当に楽しくて、それでも読者に伝わらないのであれば、それは独りよがりですよね。私は作家になる夢があるので、万人に受け入れられる作品を書かねばと思うのですが、まずは頂いた改善点を見直し、物語の構想を練り直します。


プロになりたいなら、独創性と読みやすさを両立しないといけませんからね。

ラノベには文章力はいらないという話も聞きますが、確かにステレオタイプの軽い話を書くならそうかもしれません。

でも、もっと高度で複雑な内容やテーマを描きたくなった時、文章力は必ず必要になります。私にしてもまだまだ道半ば……いやちょっと踏み込んだ程度なのです。


> 頂いたご感想は、本当にこの作品と本気で向き合って下さったのだと伝わってきました。私も何かしら正解を掴みかけてはいるのですが、まだまだ曇りがちであります。また個別に相談させて頂いても宜しいでしょうか?


いつでもどうぞ。

真面目に小説を書く人相手なら、幾らでも相談に乗りますよ。


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