【01】かずら橋揺れたら(大田康湖) その後のやりとり
【01】かずら橋揺れたら(大田康湖)
https://kakuyomu.jp/works/16818093081245192364
□大田康湖
2024年10月3日 01:46
「かずら橋揺れたら」の感想、読ませていただきました。
出来の悪い作品を辛抱強くお読みいただき、本当にありがとうございました。
内容をじっくり受け止めてから改めてお返事させていただきますので、しばらくお待ちください。
■梶野カメムシ
2024年10月3日 08:27
おはようございます。
トップバッターから火達磨にして申し訳ないですが、偽らざる本音ですのでご理解いただければ。
受け止めるのに時間がかかることは察せますので、いくらでも待ちます。酷評した以上、もし改善するに辺り意見を求められたなら、全力で協力する所存です。
□大田康湖
2024年10月4日 02:31
改めて感想とご指摘の点を読み通しました。以下でコメントします。
>この短編で大田さんが何を描き、何を伝えたかったのか。
>それはプロローグとしての役目より大事なはずですが、何も見えてきません。
>そこからもう一度、見直すべきではないかと思います。
今回の話は長編のバックストーリーとして考えていました。鐘子や速登にも興味を持ってもらいたかったのですが、長編では二人はサブキャラクターなので、主人公を食うような強烈な個性を持つキャラクターにはしたくないと思っていました。
また、今年祖谷旅行をし、小説の舞台にしたいと思ったのも理由の一つです。
今回のテーマとしては、二人の出逢いのきっかけと祖谷の紹介、そして二人には異星人の血が流れているという設定の開示です。
>おそらく太田さんはタイムリープものとして、まず現代に残された部分(古文書など)を決め、その後でそれに沿うような過去を書いたのではないでしょうか?
>別にその手法自体は間違っていないのですが、現代と過去の整合性を取りきれず、随所に強引な展開を入れざるを得なかったのでは、と。その犠牲になったのが速登なのだと思われます。
>もしかすると、文字数の都合もあるかもしれません。
ご指摘の通りです。10000字以内に納めたかったのと、古文書との整合性をとろうとしてまとめきれなかったということですね。
>今作に手を加えるなら、「過去で初めてわかる意外性」について、もっと捻りを加える必要があるなと強く感じました。
古文書が実際の出来事を正しく書いているとは限らないわけで、そこでのミスリードが生きてくると言う展開にしても良かったんですね。例えば、平家の落ち武者と村娘の恋物語として書かれていたのが実際は異星人と村娘の恋物語だったとか。
かずら橋をどう生かすかについても、乃地日とお鐘を逃がすためにかずら橋の蔓が延び、追っ手を遮った、等、古文書で語られていることを「星の剣」の力を使って速登と鐘子が実現する等、二人がかずら橋で作業するという必然性を高めるイベントをできればと思いました。
ちなみに、設定では迎えに来た異星人の攻撃で乃地日は致命傷を受け亡くなった後、お鐘の産んだ息子が同じ異星人の仲間を探して各地を旅し、速登の住む土地でも子孫を残したという設定にする予定でした。
ラストについても恋愛関係まで一気に持っていくのではなく、速登が祖谷を気に入り「また来ます」と鐘子に言う程度で締める方がいいのかと思いました。
>ストーリーの改善ですが、まずは何よりも速登に論理的整合性を与えることです。マッドキャラにするのでなければ。
そ>の上で、各自がリアルな肌感覚で決断し動くこと。
>科学的根拠のない、例えばタイムリープなんかは説明を考える必要はないのです。何かしら根拠を設定できるならそれが最高ですが、そうでないなら「わからない」まま行動させるべきですし、そこにキャラの個性が見えてくるはず。台本を見たような台詞は読者を興ざめさせます。それくらいなら何もわからない方がマシです。読者が見たいのは、等身大のキャラの活躍なり苦悩なのですから。
古文書の内容も含め、一から書き直す形で改めて話を見直したいと思います。よろしければもうしばらくお付き合いください。
■梶野カメムシ
2024年10月4日 03:07
こんばんは。
いや……大田さん、流石ですねえ。
正直、今回は手直しあきらめると言われても仕方ないかと思っていました。
大工事が必要ですし、長編に続くわけですし。
あれだけフルボッコに書かれて、翌日にアクションを起こせる、そのスピリッツにまず敬意を表します。
> 今回の話は長編のバックストーリーとして考えていました。鐘子や速登にも興味を持ってもらいたかったのですが、長編では二人はサブキャラクターなので、主人公を食うような強烈な個性を持つキャラクターにはしたくないと思っていました。
ふむふむ。だいたい想像通りの事情ですね。
気持ちはわかりますが、魅力のないキャラで外伝を書いても面白くないのは自明の理です。
そうですね……こう考えてみてはどうでしょう。
二人の性格を決める際、長編の主人公に通じる要素を含めてはどうでしょう。
よく先祖が漫画に出てきたりする話がありますが、主人公と共通する性格や癖があると、どちらの読者も楽しめますし、血のつながりも感じさせられるかと。まあ親戚だという前提の話ですが。
> また、今年祖谷旅行をし、小説の舞台にしたいと思ったのも理由の一つです。
これは正解だったと思いますよ。
私も行ってみたくなりました。
> 今回のテーマとしては、二人の出逢いのきっかけと祖谷の紹介、そして二人には異星人の血が流れているという設定の開示です。
鐘子についてはいいとして、問題は速登ですね。
あの話の流れで私が改善するとしたら、速登と遭遇した際、宇宙人に
「何故、地球人が「光の剣」を使えるのだ?」
的な台詞を言わせますかね。
そうすれば、速登に宇宙人の血が流れており、それに「光の剣」が呼応したとわかりますから。種明かしは現代に戻ってからしてもいいですし。
>ご指摘の通りです。10000字以内に納めたかったのと、古文書との整合性をとろうとしてまとめきれなかったということですね。
ああ、やっぱり。
>古文書が実際の出来事を正しく書いているとは限らないわけで、そこでのミスリードが生きてくると言う展開にしても良かったんですね。例えば、平家の落ち武者と村娘の恋物語として書かれていたのが実際は異星人と村娘の恋物語だったとか。
ですです。
そもそも速登の調査の目的がまず不明ですからね。
今の書き方だと最初から宇宙人説を信じてますから。それはムーとか読む人の発想です。「古文書の「星」とは平家筋の武将の一人で~」みたいなミスリードをしておいた方がよいですし、話も膨らむかと。実は落ち武者と宇宙人で交流あったとか。
> かずら橋をどう生かすかについても、乃地日とお鐘を逃がすためにかずら橋の蔓が延び、追っ手を遮った、等、古文書で語られていることを「星の剣」の力を使って速登と鐘子が実現する等、二人がかずら橋で作業するという必然性を高めるイベントをできればと思いました。
一案ですが、「光の剣」の能力をビーム攻撃でなく、「植物操作能力」みたいな方向に変えてはどうでしょう?
植物は光に沿って成長しますし、無理はないかなと。
で、かずら橋が落ちた際、速登が光の剣のビームを橋に当てて、かずらを伸ばして鐘子を救う……みたいな。
実はこの「光の剣」の協力あればこそ、たくさんのかずら橋は作りだされた……みたいな裏設定も組めるかもしれません。
> ちなみに、設定では迎えに来た異星人の攻撃で乃地日は致命傷を受け亡くなった後、お鐘の産んだ息子が同じ異星人の仲間を探して各地を旅し、速登の住む土地でも子孫を残したという設定にする予定でした。
ふむ。だとしたら、最後の場面でその示唆が欲しいですね。
どうやってお鐘が生き延びたのか、あのやられ方ではちょっと想像できないので。
> ラストについても恋愛関係まで一気に持っていくのではなく、速登が祖谷を気に入り「また来ます」と鐘子に言う程度で締める方がいいのかと思いました。
これはどちらでもいいというか、現状でも十分だと思います。
感想に書いたように、経緯が悪いだけで、ラスト自体は悪いものではないので。経緯をしっかり改善できたなら、十分な締めくくりだと思います。
> 古文書の内容も含め、一から書き直す形で改めて話を見直したいと思います。よろしければもうしばらくお付き合いください。
それはもう、喜んで。
いつでも相談にきてください。
□大田康湖
2024年11月14日 00:42
お久しぶりです。
このたび、「かずら橋揺れたら」改稿版の第一校が仕上がりました。
本の内容、かずら橋でのクライマックスシーン等、大幅に変更しています。
タイトルも変更し、新作としてカクヨムコンに出す予定です。
その際には、よろしければご覧いただければ幸いです。
■梶野カメムシ
2024年11月14日 08:36
おはようございます。
おお、リライト終わりましたか。もちろん読ませていただきますよ。その際はまた感想も書きたいと思います。企画後にはなると思いますが。
改稿、お疲れさまでした。
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