第32話 憧れの、喫茶店での執筆
ドゥフフフフ( *´艸`)
ただいま喫茶店にて執筆中でおます。初の喫茶店でのもの書き。
とは申しましても紙とペンで書くでなし、ノートパソコンを開くでなし。小さなスマホでぽちぽちではありますが、初の喫茶店利用であります。
おれごんも今年で執筆4年目、背伸びをしたくなるお年頃(四十路)。
こうして一丁前に出張っても、それで作品の格が上がるわけでなし。すまし顔で書くのは純文学ではなく、ミステリでもなく。ドタバタスポーツ小説です、横からのぞきこまれたら即死レベルの恥ずかしい作品です。
しかしこの環境ははかどりますなぁ。深夜の机も似たような環境なれど、あの時分は眠気とも闘わなければならない状況。
それと比べたら昼日中のこの執筆環境はぜいたくです。あ、でもお金がかかるので次は半年後とか一年後です。
だっておれごんたら食べるじゃないですか。そのうえ飲むじゃないですか。そして冷たいものにも手を出して。樋口さんじゃ足りないくらい飲食してしまうので、次は半年か一年後。
同じだけお金を出すんだったらいっそウナギを食べて、帰って自分の机で書けばよかった?
いいえ、断じて否。だってひとりウナギはハードルがお高い。なかなかの抵抗感。牛丼屋やラーメン店とはオーラが違います。
それに一度くらいは喫茶店での執筆という背伸びをしてみたかったんですもの。これでいいじゃないですか。
拙作ではときおりクッサクサのくっさいセリフが飛び出します。それをおれごんは勝手におれごん節と名づけているんですが、今日は久々にそれが炸裂しましてね。生き死にの場面でしか出てこないのがひょっこり出てきまして。
実に心地よいですねえ。誰も褒めてくれないので自賛しておりますよ。
さ、筆休めはこれくらいにして新作の作業に戻りましょう。
と思いましたが。
お隣におられた、ご同道と思しきノーパソを静かにたたくお姉様が帰宅されて状況が一変しました。
新しく座ったのは億り人のおじいさんおふたり。桁外れの話を展開するので気になって気になって。
はっきり言って超邪魔です!!!
もうそこそこ進みましたし、おなかもふくれたので帰りましょうかね。トボトボと……。
あなた方にお似合いなのは喫茶店じゃなくってウナギ!
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