第30話 宝物庫に左様なら

 新作は17万8千字です。また減りました。

 実は新作にネタ帳がわりの『宝物庫』という名の文章置き場がありましてね。ここから一文を切り貼りするとあら不思議、前後に文章が増殖する仕組みになっています。

 とっかかりと言いますか、きっかけなんですね。絵コンテに近いもの。それを足がかりにして四方八方へと話を広げます。


 過去に考えたありがたいネタは切り取り尽くしたので、残っているのは残飯ならぬ残文です。ろくなことを書いていません。とっても無責任。もし採用しようものなら、根底から考え直さなければならないような有象無象が並んでいます。全部表に出せるはずのないボツネタ。

 そろそろそれは消してもいいか、バックアップもあることだし、最新部分からは消してもいいか、と。これにより最近ずっと、どんどん文章が減っているのです。


 これで語録を除けば宝物庫は空っぽになりました。お役目ご苦労様でした。

 あとは5戦くらいですか、試合を描けば完結です。あれだけネタがないネタがないと苦しんでいたのに、今は書きたくて仕方ありません。いえ、ネタはないままなんですけどね。


 本当はロボを書きたいんですが。いえ、ネタはまだないままです。意欲だけはふつふつと。


 あ、テレビ初放送の呪術廻戦0よかったです。ぜんぜん話題になっていませんけど、めちゃめちゃよかったですよ。

 主人公の虎杖がまったく出ない前日譚で、一本の映画として、呪術廻戦をまったく知らない人でも楽しめる作品になっていました。

 テレビもめちゃくちゃ丁寧に作っていますからね、特に予定はしていませんでしたが、第2期も視聴しようと思います。

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