6月25日 ホットケーキ
昨夜、オンライン同時視聴で『レゴムービー2』を観た。
前作『レゴムービー』のテンポの良さと造りの上手さが凄まじかったので、その続編は如何に、と期待と不安の入り混じる鑑賞だったが、全く杞憂だった。
テンポの良さはそのままに、矢継ぎ早に繰り出される小ネタに笑っていたら、レゴを通じた成長と家族の物語にしっかりしみじみさせられる。
このバランス感と構成の上手さには本当に、感心してしまう。スタッフロールまでたっぷりと仕込まれているのが素晴らしい。あの歌は頭にこびりついてしまったし。
100分ほどの映画でこの満足度の高さはなかなか味わえない。前作を気に入った方には文句無しにおすすめの作品である。
その後はまた、酒を飲みながらいたってくだらない話をし、流れで『ペチャリブレ』というアナログゲームをやって涙が出るほど笑い、非常に楽しい夜を過ごした。
明けて本日。
酒のせいか、夜更かしの疲れか、そのどちらもか、尋常ではない体のダルさ。
しかしまぁなんとか、ホットケーキを焼いた。まだミックス粉が残っていたので。
卵と牛乳をよく溶いておいてから、粉を混ぜるとダマになりにくい。そして道具も大事である。私の愛用している泡立て器は
実家で食べるホットケーキは、いつもホットプレートで焼いていた。家族でホットプレートを囲み、焼けたものから順に食べていくスタイルである。
しかし現在、夫婦二人暮らしではさほど出番が無さそうなので、我が家にホットプレートは無い。したがってホットケーキはフライパンで焼いている。
これがなかなか、コツがいるのである。
有名店のホットケーキの多くが銅版で焼いているのは、銅は熱伝導率が高く、早く均一に熱を加えられるからである。 ホットプレートの鉄板は比較的その機能に近いが、フライパンはそうはいかない。火にかけただけのフライパンは熱の入り方にムラがある。それを濡れ布巾に底を当てて一度冷ますことで温度を均す必要がある。
そこからはフライパンによって火加減や焼き時間も変わる。3〜4ミリほどの泡が全体にプツプツと出てくるように調整してやっと、きれいなきつね色の焼き目をつくることができるのである。
と、いうようなことはやはり、何回かやってみなければわからない。最初のうちはフライパンで上手く焼けずに何度か悔しい思いをした。今ではどうにか、ホットプレートに近い焼き加減にはできていると思う。
そんな思いを知ってか知らずか、我が夫はテーブルの向こうでホットケーキをパクついている。
これも最初の頃の話だが、私がホットケーキを一枚焼いて夫の皿に乗せ、それが食べられている間に私の分を焼く、ということをしていた。それがどうも、夫には不満だったようである。一緒に食べられないとか、私が忙しそうだとか、そういった理由らしい。だからと言って、ホットプレートを買ってもおそらく邪魔になるだろうし、私はやっぱり家でもホットケーキが食べたい。
そんな訳で、今では二口のコンロにそれぞれフライパンを乗せ、同時に二枚焼くことにしている。これはこれで忙しないが、一緒に食べられはする。
そんな遅い朝だった。
腹が落ち着いてからはまたダラダラとして、昼寝などもして、ファイアーエムブレムのレベル上げもして、夕方頃にようやく買い物へ出た。
目的のものはだいたい買うことができ、夕飯はなんだか面倒になってバーガーキングへ行ったりした。手軽な外メシの選択肢が、本当に無いものだから。いつでも安定してジャンクな美味しさを提供してくれるバーガーキングよ、ありがとう。オニオン抜きも快く対応してくれてありがとう。
さて、沖縄は梅雨明けをしたそうだが、山陰はいつになるやら。
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