落ちこぼれ魔剣士の調教無双 ~クラスメイトの貴族令嬢たちを堕として、学院最強の英雄へと成り上がる~【書籍2巻発売中】
軽井広💞諸々発売中!
第一章
第1話 クラスの聖女様の裸を風呂場で見てしまった
学生寮の大浴場で、金髪碧眼の美少女がシャワーを浴びていた。
風呂場なので、当然、全裸だ。
まだ10代半ばぐらいの未成熟の身体なのに、すらりとした肢体は胸もお尻も大きく、艶めかしい。
美しいブロンドの髪が胸元にかかっているのが扇情的だ。その姿はまるで女神のようで、たとえ同性であっても見とれていただろう。
問題は――その場で彼女を見ていたのは少年だった。
風呂場で美少女と鉢合わせした彼――レオン・ランカスターは腰を抜かすほど驚いた。
(い、今は男子の使用時間のはずなのに……!)
どうして女子がいるのか。休日の夕方四時という誰も使っていなさそうな時間を狙ってきたのだが、一人だけ先客がいて、それが異性。
しかも、相手はクラスメイトだ。この4月に同級生になったばかりで、一度も話したことはないが、名前は知っている。
エステル・エルミジット。その美貌と優秀さから「聖女」とも呼ばれる超優等生。真面目な性格で人望も厚い。
そんな相手の裸を見たなんて知られたら、まずいことになる。
レオンはこっそり逃げ出そうと思ったが、それより早くエステルがレオンに気づいた。
エステルは青い目を大きく見開くと「きゃあああっ」と悲鳴を上げた。
慌ててレオンはエステルに近づくと、右手でその口をふさいだ。
「さ、叫んでも誰も来ないから!」
錯乱してレオンは口走る。他意はなくて、ともかく落ち着いてほしかったのだ。だが、「助けは来ない、ぐへへ」というふうにエステルには聞こえたらしい。
エステルは全力でじたばたと抵抗する。その拍子に大きな胸が揺れた。
レオンはどきりとする。しかも、暴れるエステルを壁際に押さえつけようとして、左手でその胸を偶然触ってしまった。
ボリュームのある柔らかい質感に、レオンはくらりとする。
「んんっ―!」
エステルは口を塞がれたまま、くぐもった喘ぎ声を上げる。その青い目からは涙がこぼれていた。
これでは本格的にレオンが悪人だ。
「ご、誤解だ!」
レオンは早口で経緯を説明する。今は男子の使う時間であるはずだということ。そして、エステルに危害を加えるつもりはないこと。
レオンに押さえつけられていたエステルも、こくこくとうなずく。
やがてエステルが落ち着いたのを見て、レオンは彼女の口から手を放した。
エステルはほっとした表情を浮かべ、それからレオンを睨みつけた。
「クラスメイトのランカスターくん……よね?」
「そうだよ。時間を間違えていたのは俺じゃないけど、とはいえ驚かせてごめん」
「本当よ! いきなり人の口を塞いで、胸も触って……。こ、この事は寮長に報告するわ! ただじゃすませないんだから!」
エステルは風呂場から走って出ていこうとした。このままだと寮長に報告される。寮長はレオンと親しい先輩だが、とはいえ犯罪者扱いされるかもしれない。
(そしたら退学だ……!)
慌てたレオンはエステルを追いかけ、引き止めようとした。だが、慌てたせいで、背後からエステルを羽交い締めにしようとして失敗し――。
その両胸を後ろから鷲掴みにしてしまった。
「あっ、ひゃうっ! やだああっ」
エステルが悲鳴を上げた。
「落ち着いて! 何もしないから……!」
「あっ、あうっ」
荒い息遣いでエステルはあえぐ。エステルが逃げ出そうとするので、レオンの手にも自然と力が入り、胸を揉むような形になっていた。
柔らかい質感にレオンはくらりとする。驚くほど……大きい。
エステルはますます激しく抵抗し、レオンは暴れるエステルの胸の押さえるのに必死だった。
「わ、わたし初めてなのに、レイプされるなんて嫌!」
「しないよ!?」
「嘘つき! 『口封じだ、ゲヘヘ』って言ってひどいことするつもりなんでしょ!? あっ、ひゃうっ」
肌を朱色に染めたエステルは、胸を揉まれ甘い悲鳴を上げる。
(ど、どうすればいいんだろう……!?)
ますます状況は悪くなっている。エステルを説得する方法は思いつかないし、このままではレオンは婦女暴行犯扱いされる。
ところが、すぐに悩む必要はなくなった。
「何しているの……? あなたたち?」
きれいな声であきれるように言ったのは、風呂場には場違いなブレザーの制服を着た茶髪の女子生徒だった。
彼女は高等部二年生の先輩で、そしてこの寮・金獅子寮の寮長だ。
【後書き】
新作です! 主人公が女の子を奴隷にしてイチャイチャするほど、強くなって無双する話です!
面白い、続きが気になる、今後に期待!と思っていただけましたら
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