借金持ち自衛官がゲームを通じて人類の命運を背負う

第1話「ペスカトーレ①」の導入が鮮やかだ。

親の借金を返すため防衛大学校を選んだ自衛官・釣野理華が、突然上官に呼ばれ「外星人対策部・地球防衛軍宇宙艦隊参謀部」への転属を告げられる。宇宙艦隊戦の映像、質量を持つ立体映像、そして二百歳超の「銀河の覇者」——荒唐無稽な設定をテンポよく畳み込み、理華の冷静な反応(「ウルトラ○ンと一緒に怪獣の相手をすれば、いいんですか?」)で笑いを取りながら、気づけば世界観にすっかり引き込まれている。

「死者が出ない競技弾で行う艦隊決戦」という設定が巧みで、人類の存亡をかけた緊張感とスポーツとしての熱狂が同居する独自の世界観が魅力。ゲーム大会で優勝した民間人が選抜されるという展開への期待感が高まる。

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