第13話
前回の衝撃
朝起きて尺取虫していたら父親と母親にスリッパで頭をしばかれた。異世界で。
「はっ?」
まるで意味が分からない、なんでここに両親がいる?
えっ?ここ、異世界…あれ????分からない。分からない。なんで?だってまだ生きてる、ハズなのに。
私が死んだ後死ん、だの?でもどうして?
頭の中がグルグルと回る、考えれば考えるほどモヤがかかって分からなくなる。
パァン!
乾いた音がよく響く、再び。
「ねぇ、ちょっと話聞いてるの?寧音!」
母親が、華麗なフォームで素振りをしながらこちらを見ている。
「ほんものなの?」
いつの間にか流れ始めた涙と鼻水をそのままに聞く
ズピッ、ズピッと鼻をすすりながら無意識に抱きついていた。
それを受けて母親はと言うと
「何すんだ気色悪ィ」
実の娘を蹴り解いていた
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