第8話

人生初、パラシュートなしのスカイダイビング後

既に2度目の人生に終わりが訪れかけていた

「んぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁあぁぁぁぁ!?!」

ものすごい勢いで飛び起きる寧音

「うるせぇなぁ……」

耳をポリポリしながら怪訝な顔を向けるミサキ

「えっ、私死んでないよね?生きてるよね?」

「足あんだろ、脈打ってんだろ、よしじゃあ生きてる」

「足はある、脈は…ちょっと分からないカクニンスルノコワイ」

「じゃあ生きてるよ」

「脈はガッで〜自分で確認するの怖いよぉ〜」

いつの間にか顔が涙と鼻水でぐしゃぐしゃ

「メンドくっせぇなぁ」

ガシッ、フニフニ、モミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミモミ

ミサキは寧音の左乳房を揉みしだいた

「ななななななしゅんのよぉぉぉぉ」

溢れ出る涙は加速する、赤面も追加して

「だって脈見ろって言うから、心臓が近いとこがいいかなって、しかしでけぇなおめぇのチチ」

「最低!最低!セクハラ親父!オマワリサーン!」

「オヤジじゃねぇよ…こう見えても寧音と性別同じなんだから犯罪にゃならねぇって、な?」

「うぅぅぅ…誰にも触られたこと無かったのに、初めてだったのに!」

「じゃあ私の揉むか?」

「はっ、揉むほどねぇやつが何ほざいてやがんだ?」

「ア゙?てめぇそれ言ったら戦争だよ、パラシュートなしダイビング程度で意識飛ばした上にチビりまくってた赤ん坊が調子こいてんじゃねぇよ」

「え、嘘ちびったの私、まじ?ねぇそれほんと?」

「チビったどころじゃなかったなぁ!今でも傑作だぜ、最高のお笑いだったからなァ!」

これは本当だったんだろう、ミサキはド壺にはま散らかし笑い転げていた

「オヨメイケナイ…ワタシモウジンセイオワッタアーモウムリシノウ」

「もう死んでんじゃん1回、今更じゃね?」


「こん、クソガキがァ!」

「おー、こわこわ、てか怒んのかヘラるのか恥じらってんのかどれかにしろよ。」


その言葉をトドメに拗ねてしばらく口を開かなくなった。

ーーーーーーーーーーーーー

場所設定

RPGの定番、始まりの村ガラム

人口約1500の小さな村

ギルド、ご飯所、大浴場、宿、その他美品等を扱う店など冒険へと出る際にこれはあるべきだ、というものは大抵ここにある。

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