大陸最大の蔵書を誇るクレプスクルム魔導図書館で、魔導司書として働く主人公・ララ。魔導都市レキシコンから、ララは奇書蒐集を命じられる。
めちゃくちゃ面白いです!設定や世界観が細かいけれど、読みにくさは一切感じられず、物語に引き込まれていきます。
図書館の蔵書ほぼすべてを把握しているなど知識を持ったララと、屈強な体と豊富な経験を持った傭兵・ベルナルドのバディ(?)関係も魅力的です。奇書蒐集というあらすじだけでもわくわくし、魔導によって本を浮かせて棚に収納しているシーンも、想像しただけで心踊ります。
著者の思いや書くまでの経緯など、たくさんのドラマが詰まっている本たち。本を愛するララはどのように奇書と対峙していくのか?ぜひ読んでみてください。