流星宝冠

『ううっ……。お姉ちゃん、頭が痛いっ!』

『リン! あらがえっ』

「ふわぁぁ、とっても不思議。耳長族のような、精霊のような。とおっても面白いから、皆様へのお土産に持って帰りましょう」


 なんということだ。

 なぜ禁則の地にこのような者が!


 対峙する女から発せられる強い支配力に抵抗しながら、われはリンを支える。

 リンはうずくまって頭を抱え、我と同じく女からの干渉に抗っていた。


 我らの主人であり、恩人でもある人族のエルネア。彼は言っていた。ここは認められた者だけが出入りのできる、禁断の土地なのだと。

 許可のない者が侵入すれば、領域を守護する恐ろしい魔獣がたちまち現れ、害悪を排除するのだとか。


 しかし、どうだ。

 我とリンを苦しめる、目の前の女。

 見るからに邪悪な大杖おおつえを持った奴は、気だるそうにしながらも平然とこの地で存在し続けている。


「うふふふ。なにも、お二人だけが『認められた者』ではありませんよ?」

『っ!?』


 意識に強く干渉してくるせいだろうか。僅かに心を読まれてしまった。

 屈せよ、命令に従え、という外部からの圧力が絶えず精神をむしばんでくる。

 精霊という存在に限りなく近づいたせいか、性質まで精霊寄りになってしまったのだろう。強い精霊力で干渉を受けると、強制的に意識を書き換えられそうになってしまう。


 我とリンは、エルネアの家族のため、自らの罪をつぐなうために生きる。それが未だこの世界に存在する意義であり、使命だ。

 そうであるはずなのに……

 目の前の女とは、初めて出会った。それなのに、この女に従え、と意識が揺れる。


『ぐうっ!』


 より一層強力な精霊力で干渉を受け、我も激しい頭痛に崩れ落ちそうになる。

 しかし、このまま屈するわけにはいかない。

 我も、蓄えられた自らの精霊力で抵抗しながら、大杖を支えに立つ女を睨む。


 まず目につくのは、その巨大で不気味な大杖。ひと目で呪われた武具だとわかる大杖からは、おどろおどろしい気配が漂ってくる。

 杖にはめ込まれた幾つもの宝玉は禍々まがまがしい力を発し、世界をむしばんでいるかのようだ。


 だが、どうだ。その不気味な大杖を持つ女は、魔族ではないのに呪われている様子がない。


 何者だ。なぜ貴様のような者が禁領で平然と存在している!

 我は、心を読まれることを前提に、女を睨み返しながら強く念じた。


「ふわぁあ。とても強い抵抗を感じます。まるで、賢者を相手にしているようです。わらわからすると、お二人のような存在こそが不思議ですのに」


 眠たげな瞳。やる気のなさそうな雰囲気。しかし、女からはそれこそ「賢者級」の精霊力を感じる。

 傍のリンは、抗い難い精神干渉に苦しそうだ。

 我はリンを護るように立ちはだかり、女と対峙した。


「先ほどまでのように逃げても無駄ですよ? わらわ、お二人の気配を覚えました。どこまでも追いかけますので」

忌々いまいましい女だ。これほどの力を持っていながら、悪に屈するとは』

「ふふふふ。なにが悪でなにが善か。なにも知らない不思議な精霊さん」


 我とリンは、実体化していない。であるはずだが、女は確実に我らの姿と存在を捉え、声を聞いている。

 しかし、それは道理に適ったことなのかもしれない。


 目の前に立ち、我らを支配しようと干渉してくる女。

 この者は、間違いなく耳長族だ。


 若い容姿。すらりとした体型。長い髪。

 そして、その長髪を割って覗かせる、長い耳。

 我らやプリシアと同じ特徴の長い耳は、種族特有のもの。

 なにより、直感が女の種族を断定していた。


「わらわ、もう疲れました。嫌いな魔族の送迎をさせられましたので、ここでお昼寝でもと思っていましたのに。さあ、早くわらわに従って、一緒にお昼寝をしましょう? それとも、また鬼ごっこです?」

『くっ……』


 絶えず精神を蝕む干渉だが、こちらとて無抵抗であったわけではない。


 我とリンは、精霊たちの移住のために視察へ出ていた。

 深い森。澄んだ湖。清らかな風と、けがれのない大地。

 禁領は長い間、人の手が加わっていなかったのだろう。そのせいか、原生の自然をたたえていた。


 現住の動植物は穏やかに生を全うし、ここならば精霊たちの移転先として申し分ないと判断できた。

 そして、この大自然に暮らす精霊たちもまた、穏やかで善き者たちばかり。

 我とリンが視察をしていると、精霊たちは集まり、歌を唄い踊って歓迎してくれていた。


 どうも、エルネアやプリシア、それにアレスが精霊たちに好かれているらしい。

 よく笑い、よく遊ぶ者たちだ。おそらく、ここへ来るたびに精霊たちと深く交流してきたのだろう。

 精霊の移住先に禁領を選んだエルネアは正解だ。

 彼らが戻ってきたときは、太鼓判を押して同意させてもらおう。そう思いながら視察を続けていた。


 しかし。


 どこから侵入してきたのか。

 女は、我とリンの前に現れた。


 我らの気配が特殊だったからだろうか。

 遠くから高速で接近してくる気配。

 だが、我らとて賢者と呼ばれるような存在だったのだ。いち早くこの女の気配と邪悪さに気づき、回避行動に移った。

 精霊に近しい存在となってから。我とリンは空中を飛べるようになった。鳥や竜のような高度までは上昇できないが、森のなかを飛んで進むことなど容易い。


 しかし女は、離れるどころか徐々に接近してきたのだ。

 飛んで逃げる我とリンに、いったい何者が追いすがるのか。

 飛んでいる間はわからなかったが、こうして姿を確認すれば納得できた。

 耳長族であるなら、空間跳躍が使える。そして、精霊の存在に近づいた我らの気配を捉えて見失わないことなど、上位の精霊使いなら苦もなくやってのけるだろう。


 しかし、まさかこうして追いつかれ、強い支配力で干渉してくるとは……!


 油断があったことは否定しない。

 禁領からは、本当に邪悪な者は排除される。そう高をくくっていたのだ。

 そしてその慢心まんしんが、この危機的状況を作ってしまった。


 本来であれば、この程度の精霊力など軽く跳ね返していただろう。だが、この存在になったせいか、精霊力で強制されると、屈しそうになってしまう。

 今も、油断をすれば心を乗っ取られてしまいそうだ。


 このままでは、エルネアの優しさに不義で応えてしまう結果になるかもしれない……


 リンが頭を抱えたまま悲鳴をあげる。

 我より先に、リンが支配されてしまう。

 どうにかして、この女の干渉から逃げなければ……


 しかし、逃げても追いつかれる状況で、いったいどうすればいいのか。

 プリシアが近くにいれば、世界に顕現することができる。

 実体を持てば、賢者の権能けんのうで干渉を排除できるだろうが……


 まさか、エルネアも禁領にこのような邪悪な存在が侵入し、我らに干渉してくるとは思わなかったのだろう。そのため、プリシア共々出かけてしまっている。


『くっ。無い物ねだりとは情けない』

「?」


 女は、我の心の全てを読めるわけではない。

 こちらも、相手が読心していると認識すれば対策はするのだ。

 しかし、それも長くは続かないだろう。

 徐々に精神が支配されていく気配を感じつつ、我はどうすべきか思考していた。


 その時。


『ユンさん! リンさん!』

『ルイセイネ!?』


 我とリンがこの世界にとどまることができているのは、ひとえにエルネアのおかげだ。そして、彼の家族の惜しみない協力があってこそだ。

 そのせいだろうか。伝心術でんしんじゅつなど使えないはずの我らだが、心に直接、ルイセイネの叫びが届いた。


『リン、逃げるぞ!』


 我は、蹲るリンの手を取って強制的に立たせると、森の木々を縫って二度目の退避戦へと移る。


「ふわぁぁ……。また鬼ごっこですか。わらわ、飽きました。そして眠いです」


 間髪おかず、逃げ出した我とリンを追ってくる女。

 耳長族らしく、連続した空間跳躍で迫ってくる。


『木よ、草よ。どうか我らを護りたまえ』


 我は飛んで逃げながら、植物たちに願う。

 すると、世界が応えた。

 枝をむちのようにしならせ、女に襲いかかる木々。草は茎や葉を伸ばし、女を絡め取ろうとする。

 しかし、空間跳躍を駆使する女は、その程度の妨害などものともしない。


「わらわ、困りました。邪魔は排除いたします」


 言って、女は我らに向けていた精霊力の一部を別の方向性へと切り替える。


 風の精霊が動いた。

 女と並走するように、緑を基調とした衣装の少女が顕現する。

 少女は袖口そでぐちを鋭利な鎌のように変貌させると、迫る枝や草を次々と刈り取っていく。


 やはり、只ならぬ術者か。

 精霊の格で言えば、プリシアが使役する風と土の精霊の方が上だろう。なにせ、あちらは大人の姿だ。

 だが、女の精霊術は卓越たくえつしている。最小の力で最大限の効果が発揮できるように、長い研鑽けんさんを積んできたに違いない。

 見た目こそ若い姿だが、おそらくは五百年を超える年齢だろう。


 風の精霊は、女の行く手を阻む障害を排除する。

 女は、妨害対策を精霊の少女に任せ、こちらへと迫ってきた。


『このおっ!』


 リンが吠えた。

 同時に、闇の精霊へと干渉すると、蝕みの闇を生み出す。

 リンは無造作に、背後へと闇を放つ。


 狙いをつける必要はない。

 世界を侵食する闇は「昼間」を飲み込むと瞬く間に拡大していく。

 闇に触れた全てを暗黒へと転化する、恐ろしい術だ。


 女と精霊の少女も闇の危険さをすぐさま認識したのか、足を止める。

 その瞬間に、こちらと向こうとの間は一気に距離が開く。


 女のことだ。いずれあの闇をもはらうだろう。しかし、十分な時間稼ぎにはなる。リンも、そう思ったに違いない。


 だが、現実は我とリンが認識するよりも邪悪だった。


「すごい。こんな術を使えるなんて、わらわ感激」


 などと呑気に口にする一方で、女は抱えていた大杖を構えた。

 宝玉が不気味に輝く。


『馬鹿な……』

『そんなっ! 精霊たちが!?』


 おぞましい光景を見た。


 耐え難い気配を放つ大杖は、女と風の精霊を飲み込もうとしていた闇を、逆に喰らい尽くす。

 それだけではない。

 女の頭上に浮かび上がる、形容し難い化け物の口。それが、周囲の精霊たちを吸い寄せると無残に喰ったのだ。


『なんということを! 耳長族の精霊使いである者が、精霊たちを犠牲にする罪ある武具を使用するなど!!』


 あまりの出来事に、頭がかっと沸き立つ。


 我らも、精霊を犠牲にしてしまった許されざる過去がある。だが、この女は我らよりも罪深い。

 よもや、いっときの力を得るためだけに、多くの精霊たちを殺すとは!


 周囲の精霊を食い散らかした大杖は、どくりどくりと脈打つように力を増していく。


『お姉ちゃん!』


 我を忘れて対峙しそうになったところを、リンが止めてくれた。


『いまは逃げなきゃっ』


 今度は、我がリンに手を引かれて逃げ出すこととなった。


「大丈夫、二人は使役下に置きますので、食べませんよ。ほぉら、怖くないからこっちへ来てくださいね」


 気だるげな雰囲気は相変わらず。しかし、今や嫌悪すべき気配を漂わせる女は、またもこちらを追ってくる。


 女の空間跳躍を妨害しようと、精霊力を練る。光の精霊たちが我の力に呼応して集まりだす。

 しかし、我は術を放てなかった。


 また精霊たちが犠牲になってしまったら……


 リンも、もう精霊術を使わない。

 我と同じ想いか。


 阻害手段を無くした我とリンは、無力に逃げるしかない。

 大木と大木の間を通過し、風に乗って飛翔する。

 飛べるようになって間もない我らだが、全力を駆使して逃げる。


 だが、女は追ってきた。

 最初と同じように、徐々に距離を詰めてくる。


 このままでは、また追いつかれて絶体絶命に陥るのは目に見えていた。


 どこだ。

 どこに行けば……


「うふふふ。鬼ごっこはもう終わりですよ?」

『くっ……!』


 背後にまで迫った女が、手を伸ばす。

 白く細い、普通の女の手だ。だが、その手からは、まるで深淵しんえんにでも引きずり込まれるような底知れない気味悪さが感じられた。


 我とリンは、転がるようにして女の手から逃げる。

 重い水圧のなかを必死にもがき泳ぐように、無様に逃げ込んだ先は、広い草原だった。


 森が途切れ、さわさわと草花が優しく揺れる広い空間。

 春の日差しが眩しく、我とリンは目を細めた。


「さあ、ここでおしまいですよ? ふわぁ。お昼寝にはちょうど良い場所です」


 ふわり、と我とリンの傍に出現した女は、にっこりと微笑んでいた。


 もう、逃げ切れない。

 とうとう追いつかれてしまった我とリンは、女を憎々しげに睨む。


「まあ、怖い。わらわ、精霊たちとは喧嘩したくありませんのに」

『精霊を犠牲にした者が、よくもそのようなことを言えたものだな!』

「仕方のないことなのです。これも全て、わらわたちの願いを叶えるためですから」

『願い?』


 この女は、いったいなにを企んでいるのか。

 いぶかしむ我の視線に、奇妙なものが映る。


 赤い布。

 腰帯にさした、色鮮やかな布が目につき、我は戦慄せんりつした。


 たしか、エルネアが言っていなかったか。

 最近、魔族の国では赤い布を身につけた者たちが跋扈ばっこしていると。


 では、この女も……


「二人がわらわの使役に入れば、きっとわかります。なので、さあ」


 微笑み、またも手を伸ばしてくる女。

 同時に、激しい頭痛と強制的な支配力が身体を蝕む。


『ううぅぅ、お姉ちゃん……』


 リンが崩れ落ちた。

 我はリンを抱き寄せる。


 そして、最後の抵抗をみせる。


「……まあ、気配が? でも、消えても無駄ですよ。精霊の世界へと逃げ込んでも、わらわ、二人を探してみせます」

『それはどうかな?』


 最大限に世界へと干渉すれば、我とリンは顕現できる。だが逆に、世界への干渉を遮断すれば、他の精霊たちと同じように存在を消すこともできる。


 死ぬわけではない。

 精霊たちが住む世界とこちらの世界の狭間に身を潜めるだけだ。

 だが、この世界から気配を消せば、逃げることができる。


 この女の干渉からではない。

 精霊使いであれば、覚えた気配なら世界の狭間へ逃げても、精霊力で強制的にこちらへと引っ張ることができる。

 だから、我とリンはこの女の精霊力からは逃げ切れない。


 しかし。


 禁領は、雲ひとつない春晴れの天気。

 中天では、太陽が大いなる存在を示している。

 だが、その澄んだ昼の空には本来存在しないはずの輝きが、無数にきらめいていた。


 白昼の星空。


 濃い青空に、白く輝く星々。

 見たこともない光景に、我が目を疑う。


「さあ、わらわの支配に……」


 我に触れようとした女。だが、僅か手前で動きを止めた。

 そして、ようやく上空の異変に気づき、空を仰ぎ見た。


「な、なんですか、これは……?」


 呆然ぼうぜんと空を見つめる女。

 その隙に、我はリンを連れて世界の狭間へと退避した。


 そこから先は、狭間から覗き見たことだけしか知らない。


 天に浮かぶ星々は、美しくまたたいた。

 しかし絢爛けんらんな輝きとは裏腹に、破壊的な攻撃性を示す星々は、狙っていたかのように女へ向けて降ってきた。


 星屑の大雨、とでも言えば良いのだろうか。

 流れ星のように尾を引きながら、天から降り注ぐ星々。

 轟音ごうおんとともに大地が吹き飛び、地上のありとあらゆるものを飲み込む。


 しかし、不思議だった。

 暴力的な威力に思える術ではあるが、一片の穢れも感じない。

 全てを浄化するような星の雨。


 大地をえぐるほどの破壊力を示すが、世界は悲鳴をあげていない。

 それどころか。

 抉れていく大地。消し飛んでしまった草原の草花。それと、悲しくも大杖に喰われてしまった精霊たちの魂さえもが、どこか遠くへと心安らかにされていくように感じた。


 星屑の大雨は、空に浮かんでいた輝きを全て地上に落とすと、ようやく降り止む。

 立ち昇る土煙が晴れ、徐々にもとの清々しい春の風景へと戻っていく世界。

 だが、星々が降り注いだ草原だけは、土むき出しの大きな窪地くぼち変貌へんぼうしてしまっていた。


「……ぐふっ。けほっけほっ……」


 終わったか、我もリンもそう思った。

 しかし、森から聞こえてきたき込みに戦慄する。


 まさか、あれを回避したのか!?


 いくら空間跳躍を使える者だとはいえ、あの状況から逃げられた?


 咳き込む声を頼りに、狭間から森へと意識を向ける。

 すると、女が蹲まっていた。


 苦しそうに肩で息をし、大杖を支えにどうにか上半身だけを起こしている。

 しかし、先ほどとは打って変わり、余裕のない様子だ。

 不気味に輝いていた大杖の宝玉も輝きを鈍らせている。


 なるほど。

 大杖の力を解放している隙に、なんとか逃げおおせたか。

 しかし、女も無事ではなかったようだ。

 星々の大雨の余波だろうか。ずたずたになった衣服。乱れた髪。そして、女からは大半の精霊力が奪われていた。


 精霊たちを喰って力を増した呪われた武具を使い、自らも全力で防御してこの有様。

 いったい、先ほどの術はどれだけ強力だったのか。


 我とリンも、世界の狭間へと逃げていなければ消しとばされていただろう。


 これは、ルイセイネのおかげだ。

 彼女からの伝心で、我とリンは逃げた。

 逃げたように見せかけ、空けた場所へと女を誘導した。


 おそらく、この術を放った者がその気であれば、どこへでも星を落とせていたのだろう。だが、禁領の森が大切なものだと思ってくれたのか。

 ルイセイネは、拓けた場所へ女を誘導しろ、と我らに伝えてきたのだった。


「くうう……。これほどの術を使う者がどこかに? わらわ、もう限界」


 言って、女は弱々しく立ち上がる。

 そして、ふらつきながらも大杖の力を発動させた。

 影に包まれ、女は姿を消す。


 遠くまで気配を探ってみたが、女の気配はもうどこにもなかった。

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