第五章第二話

「えっ、妹とまともに話したのか?」

そう驚いて言うのは、虎男だった。

「そうだよ。明日、雪でも降るのかな」

「今、夏だぞ。梅雨も終わったんだし。

…一応傘持っていくか」

「俺は休もうかな」

「頼君、虎男君、おはよー」

「おはよう」

「おはようモヤシ。髪切ったのか?」

「良く気づいたねー。数センチしか切ってないのに」

「そりゃあ虎男、モヤシの事好きすぎるもんな」

「うるせぇ」

「えー。なになに〜?顔、真っ赤っかだよー。」

「見んな」

「イチャつくなー」

コイツら、両思いなのになー。本当に、


リア充は爆発しろ!

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