現代ドラマ短編集（１話読み切り）

這子──ほうこ。
それは、災いの肩代わりをしてくれるお守り。
気軽に読み始めると、あっと驚きました。
読んでいて、ぐっと物語にひきこまれ、映像が目の前をくるくると「まわって飛んでいく」ようです。

すごい臨場感です。

そして、作者さまの、ある想いが、「その時に人は」が凝縮されて、描かれているのです。
胸に迫ります。

ショートなんですけど、埋もれていって、読まれなくなってしまうのは、あまりにも惜しい、完成度です。

ぜひ、ご一読ください。