他の人とは別の解釈もしてみたい。例えば自分の最期は大切な家族に感謝を述べながらあの世へ旅立ちたい。だから『あの』人にもその様に逝って欲しいと思う願望がある。この本屋はそれを形にして見せてくれた奇跡なのかも知れない。だってもし自分の希望しない財産分割の話とか、妙な遺言だったら幻滅する筈。だからこの本屋には傷や悔いを持つ人の前に現れるそれを昇華させる為だけの慈しみのオアシスであって欲しい等と思うのは自分だけだろうか……
KAC 本屋の短編。本屋そのものに特徴を持たせた点が良き。勿論扱う本や世界観にも工夫を凝らしていますが、この本屋を舞台にしてなければ印象が大きく変わったでしょう。本を手にした人の様々な思いが交差する場所に座る店員?は、どんな心境なのでしょうか。出来ればそこに座ってみたいなと感じました。素晴らしい読後感が味わえる掌編です。是非是非!
その書店に新しい本が入荷する。それが意味するところは即ち――。本の著者と読書をつなぐここにしかない本屋さん。
誰もが俯き、肩を落として入っていく書店のお話。 短いながらもドラマがそこにあって……。 共感と切なさ……そして、優しさを感じる素敵なお話でした。 読んでいて、本当にあって欲しい……そう思ってしまいます。 そして、それは私だけでは無いはず。 ぜひ皆さんにも読んで欲しい……そう思いました。 素敵なお話をありがとうございます。
こんな本屋さんがあったら、救われるひとがきっといっぱいいるのになあなんて思います。
もし、この本屋がありましたら行って真相を知りたいです。