水曜日の夜。
水曜日の夜、娘からメールが来て、『電話して』と書いてあったので、夕食などが落ち着いてから電話を掛けた。
私、「もしもし、私」
娘、「あ、おかあさん。あのね、退院するとき何着るの?着替えいるでしょそれが聞きたくて、明日持って行こうかなと思って」と娘。そうだどうしようと私は思った。
私、「えっと、タンスの中の、カットソーと、ズボン適当でいいよ。何か上着があると助かる。天気と気温が解らないし、いつも空調されたところにいたから、調節用に」
娘、「うんと、今タンスの前、えっと緑のカットソーと、綿パンみたいなのがあるね、それでいい?」
私、「いいよ、白の大きめのブラウスがあるからそれ持ってきて寒かったら羽織るわ」
娘、「解った。靴と帽子はあるのでいいのね。一応家も揃えたから、帰ってきて大丈夫だよ」
私、「用意ありがとうね、大変だったでしょう」
娘、「何とかなったよ、そうそう今日外に出たの?」
私、「うん、裏通りを歩いた。帰ったら毎日家の周りを歩くつもり」
娘。「それがいいね、うん、後やることあるから切るね。また明日、何かあったらメールして」
私、「解ったありがとう。明日ね」
そう言って通話を切った。
帰るのに服がいるのは思いつかなかった、危ない危ない。そういえば、入院費の支払いをしないと出れないんじゃなかったっけ?日曜日に退院するから、その件も聞かないと。ここATMあるから、何かの時は引き出して払えばいいし。
明日確認しないとね。
電話の後、もう一度自主練。それをしながら少し考えてみた。あと数日その間にやること。少しさび付いた頭を歩きながら動かしていた。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます