有料病棟。
この病院は全室個室で、有料病棟は広く、設備も充実している。トイレやシャワールームも広い。テレビもベッドの正面にあるので、見やすいし疲れないのでよく見ていた。(無料病棟は左の台の上なので、体をひねらないと見れずそれがTVを今まで見なかった原因でもある)
トイレに自分で行く許可が出たので、ほとんど看護師を呼ぶことも無くなっていた。
その為看護師が時々様子を見に来るようになった。
看護師から言われたのは「夜が寒いよ」ということ、コロナ対策のため夜は廊下の窓を開けているらしい。まさかと思っていたがかなり寒い。それで次の日からは消灯前の見回りに来るときにドアを閉めてもらうようにした。
その時聞こえてきたのが「この番組が終わるまで見せてください」と言う高齢者の声。「仕方ないですね終わったらねるんですよ、何時ですか?」と聞いていたようで、また確認に行かないといけないのか大変だと思った。
それと、検査入院だったり、体が不自由な人が入院することがあるようで、そういう人が入院しているときはコールがよく鳴って看護師さんも忙しそうだった。
自主練は歩行器で廊下を歩く。姿勢を正すことと、ゆがみを直すことの課題が出ていたので、それを注意して行った。私は生まれつき両膝のゆがみと膝とひざ下の骨の付き方が悪く歩行には差し支えないがその為歩けるようになるのに時間がかかった。佐々野さんにそれを相談した時『筋肉を整えることである程度は矯正できるのよ」と言われ、歩行の時のやり方を教えてもらっていた。
それと、手すりを持っての歩行。手すりをいつでも持てるようにしながらの歩行と、自分でも少しづ難易度を上げて行った。
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