3階病棟での暮らし

数日で、無料の病棟に移ることが出来た。

3階の無料病棟に移ってからの生活時間は、夜21時消灯。で、どうしても腰が痛くて(まだ寝がえりは打てなかった。)朝4時には起きる。頭を上げて5時ぐらいまではどうにか寝ているが、その後は寝付けない。

窓のカーテンを開け窓近くの明かりをつけてナンプレとかをやって6時ぐらいまで時間をつぶす。

6時になると廊下の明かりがつくので、部屋の明かりをつけ本を読んだりした。

朝食は8時、9時すぎから掃除が始まり、それが治まったころ看護師が回診に来る。

体温、酸素濃度、血圧などを図り、トイレの回数などを記録していく。

このトイレの回数なのだが、私は回数が多いので覚えるのが大変で、ナンプレを毎日やるので、それに日付を入れて時間と回数を記録した。

12時昼食。18時夕食。その間にリハビリと、お風呂、自主練を行うことになる。


それでも時間をつぶすのは大変、それが出来たのは窓から見えるところで工事が行われていたから。福祉施設を建てる工事で、クレーンとか働く人たちの動きとかを見ているのはとても面白くて、工事があっている日はほとんどの時間を工事を見て過ごした。


自動販売機のところでしゃべっている人たちもいたが、私はコロナの重症化リスクがあるので、参加しなかった。


3階に移ってから、折り紙を始めた。花毬と言って、2枚の折り紙を組み合わせたものをさらに組み合わせて毬上の形を作る。折り紙の組み合わせとか、色の組み合わせ、色々な形を作るというのがとても楽しかった。


その花毬は退院の時リハビリ室と、病棟にお礼として渡した。

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