一章キャラ紹介:Part2
【ゴブリン】
戦士の種族。
長耳に長鼻で緑色の肌をした小柄なファンタジー色が非常に強い種族。
正々堂々の戦いを好むし、勝つために何でもやる戦いも好む、言ってしまえば戦いを生きる上での最上の楽しみに置いた種族。正面から戦いに来たと叫べば喜んで堂々と受けて立つし、傷だらけで戦えないのならば治療やその後のリハビリまでするくらいである。
魔法を扱う上での魔力はそれほど多くなく、それゆえに魔法を使うゴブリンというのは非常に少ない。
普通にオスとメスがいるので他の種族を襲ったり拐ったりもしないが、戦いに負けて結婚だの子種だのを要求された場合には最後まで責任を取る。
また住んでいる場所によって文化が異なり酪農を生業とする者もいれば、狩猟を生業とする者もいるし、漁業を生業とする者もいる。何だったら人間やエルフと交易をしている文化圏のゴブリンもいる。
アコニトたちは狩猟を生業としていたところから農業も兼業する様になった割とよくある文化圏である。
また種族全体を通して死に対して礼節を持っており、どんな形であれ死者はしっかりと弔い、奪った命も同様に礼節を持って弔う。
また総じて言語を利用出来る知性があり大人になればなるほど流暢な会話ができる様になる。話せない→単語だけ→カタコト→流暢に話せるといった流れになっている。しかし戦いの中では同族、それも同じ集落に生きてきた同族に限り言葉を使わない、身振り手振りで思考を共有する事を可能としている。
【トロル】
本来は菜食主義な大型の人型種族。
無知性で潜在的な恐怖を掻き立てる存在としてフロイリヒに作り変えられ、貪欲にゴブリンやその他生物を喰らい続けていた。
魔力を持たず、その巨体を活かした動きや戦いが基本であるが、根本的に知性が低く集団で協力するという事をしない種族。
アコニトたちが住んでいた森にいた固有の種族であり、フロイリヒによる作り変えとそれに伴う事象によって絶滅する事となった。
今章でのトロルはあらゆるダメージで怯まず、常に歩きながらこちらへと向かって来て、何を考えているのか分からない化け物というコンセプトだった。
ちなみに木製の武器では皮膚を貫通出来ないので、アコニトが二度目の時に喰い散らかされたのは数が多かったにプラスして木製の武器だったからである。三度目の時には攻撃に使う部分を石造りに変えたので、かろうじて皮膚を貫いてダメージを与えら、それでいて連携を取り続けられたので討伐出来た。
【巨人】
普通の生物とは一線を画す力を持っている上位存在。
従来の場合山岳地帯や峡谷に村を成して生きている種族だが、在籍している村に馴染めなかったり長や女を巡っての争いで負けた者が村を出て、様々な地域で暴れ回ったりしている。ただしそうした経緯で元の住処を出た場合には武器や防具を全て捨て去り、特定の一箇所には決して留まらないという性質を持つ。
今章でフロイリヒが捕まえて作り変えた巨人たちは村から抜け出た者では無く、食事を求めての遠征で森の中に入ってしまった結果フロイリヒに捕まってしまった若いオスだった。
また今章で作り変えられた巨人は知性を封じられ、言語能力を失い、ゴブリンの集落を滅ぼすという指定された行動しか出来ないという状態であったため、全力十二分に振るえた状態だったとはいえない(それでもゴブリンの集落は数分で蹂躙され、全滅させることは可能だった)。さらにその状態でドラコーという生物の常識が通用しない化け物に狙われて、対して本気を出すことも無いまま笑いながら処理されたためアンデッド化する気力すら残さずに死んでいった悲しき存在だった。
【精霊】
神々の分身にして神々の代理として地上で生きる者。
神々の権能が宿った霊石を管理して、それを持つに相応しい者へと託す責務を負っている存在。
性質としては純真無垢であり、感情や自分自身を持っていない者が多い。悪霊となる前のフロイリヒも同様に感情等を持っていなかった。
基本的に各神に一人だけの精霊であり、非実体であるために並大抵の存在に殺されることはなく、仮に殺されたとしても即座に再生することが可能である。
また基本的に自身が管理している霊石の側を離れることはなく、その状態でも相応しい相手以外の前に姿を現すことも干渉する事もないのが基本である。
創世神が世界を創り、神々が自身の権能によって生命を創った後に誕生し、それ以降は新しい精霊は生まれていなかったが今章においてフロイリヒが消えたので新しい霊石の管理者で、アコニトたちの隣人として純真無垢な状態でリタという名前を与えられた精霊が誕生している。
なお、原則として子供を成すことが出来ないという特徴を持っているが、生物として特定のラインを超えた相手との場合は望めば子を成すことが出来る。未だに前例はないので神々ですらその事実を忘れているが。
【神】
創世神が創り出した自らの世界を管理する存在。
元々は無垢で、ただただ創り出した世界を管理しているだけの存在だったが、悪神の一件から自我という物を総じて持つ様になり趣味や娯楽を楽しみ、降って湧く仕事に辟易するくらいの自我を持っている。
神々の中で一番苦労しているのは審判と裁定の神であり、最も楽で尚且つ自由に生きているのは菜の神である。
また神界から地上を覗く方法を全ての神々は持ち合わせており、急ぎの仕事がない限りは基本的に地上の様子を肴に日々を過ごしている神も多くいる。
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