一章:キャラ紹介

【ドラコー・ウルティム・スペー】

今章で配下が出来た主人公。

ゴブリンという種族は気に入ったが、それ以上にアコニトという戦士が気に入っており、集落の長でなければ旅に同伴させたいくらいには気に入っている。

ちなみに今章の最後、アコニトがトロルも巨人も全部殺してくれと願っていれば、普通に殺していたし見限ったりする事はなかった。弱い事は嫌いでは無いし弱さを自覚して、利用出来るものは全て利用する考え方は嫌いでは無いからである。

アコニトが魔法原石の武器変形が出来るようになるのはいつかは出来るだろうと考えていたが、こんなに早く出来るのは想定外だった。

巨人戦に関しては戦っている姿を見せるためだけにカースダイアを取り出して正面から戦った。なので一撃で決め切るのでは無く、じわじわと追い詰めていく様な戦い方をしていた。ちなみに精霊戦は本気ではなく、後始末半分実験半分の戦いである。

過剰に力を込め過ぎてしまわない様に黒色の右手に五個左手に五個輝きを放つ装飾がついている籠手を作成し装着している。なお装飾は武器に変形出来るが、まだ変形後の形は決まっていないので純粋な装飾になっている。

現在、草原にて全力で戦う準備中。



【グレイス・シュテル・グラム】

そんなに目立っていなかったメインヒロイン。

基本的にはドラコーの斜め後ろか隣におり、 一定以上距離が離れた場合には即座に気付ける。

アコニトという新しい後輩が出来て、ゴブリンというドラゴン以外の言葉が通じる集団に出会えたので、今章ではゴブリン達へ優しい対応を取っていた。

ドラコーの武器を持った戦いは初めて見たが、結局何がどうなって巨人達がバラバラになったのかも、バラバラになっているのに血が飛び散っていないのかも理解出来ておらず、精霊を処理する時に使っていた魔法に関してはドラゴン時代に本気で抗っても、普通に取り込まれてそのまま殺されると理解し、私の旦那様さすがに強過ぎないかななんて考えている。

精霊の本体を握り潰した時に本人は自覚していないが残留していた神性を取り込んでおり、少しだけだがドラコーに種族的な意味で近づいている。

色々な要因が重なってドラコーへの戦闘欲求が高まっているので、現在全力で戦う準備をしている。



【アコニト】

ドラコーの配下であり、グレイスの後輩。

黒い肌に赤い瞳のゴブリンという特殊な容姿をしており、種族も自覚はしていないが九割ゴブリン一割呪いという奇妙な種族である。また同様に自覚していないが疑擬似的な不老不死にもなっているが、ドラコーやグレイスほどの不老不死では無い。

今章の終盤で無意識的に根源に魔力を開花させて武器を変化、ただの片手持ちの斧からハルバードへと変化させて武器を完全に自分の物とした。

死という経験から立ち上がり、それでいて強さに貪欲になっており一章で最も強くなった男。だが実力としては下の下、トロル以上の強さではあるが巨人を相手にした場合即座に叩き潰される。

なお嫁はおらず同様に子供もいない。集落の戦士からは早く結婚をすればいいのにとは言われているが、こいつとの子供が欲しいと思える相手に出会えていないため未だに結婚していない。

今章の最後で新しく誕生した精霊の名付け主となり、それ以降も即座に対応しなければいけない要件がない限りはほぼ毎日精霊、リタに会いに行っている。



【フロイリヒ・ファウダー】

堕ちた悪霊、澱んだ精霊。

翡翠の泉に住まう見る者を魅了する流体の体を持った元精霊であり、どうしようもないまでの悪辣的な加虐心を芽生えさせ成長させてしまった悪霊。

嘘も吐くし偽りもする、環境自体に影響を与えて見付けたいものが見つからない様にする性格。ドラコーとグレイスが泉に滞在している間でゴブリンやトロルを見つけられなかった原因。

一章のゴブリン達に繋がる異変の九割を引き起こした主犯であり、ファウダーという名前を付けられて完全な精霊から不完全な悪霊になり、ドラコーとグレイスの手で実験代わりに魂の一片たりとも残す事なくすり潰された悪霊である。

起こした事象の中で最悪な物を上げると、森の中にいた熊と鹿の絶滅、ゴブリンの九割滅ぼす、トロルの絶滅の原因、陵辱思考の人間に繁栄の霊石を渡して一国を混沌に陥れるといった事をやっている。

なお巨人たちを一方的に捕獲し改変出来るくらいには強く、作中でも中の上から上の下に入るくらいの実力は持っていた。RPG的に考えると後半のボスが出来るくらいの実力は持っていたが、正面から戦った最初で最後の相手がどうしようもないまでに最強だった。

もう二度と出てこないので名前の由来を書くと、フロイリヒはドイツ語の処女性や純潔を意味する単語からファウダーはアラビア語で混沌を意味する単語から抜き出し、名前の元になった言語の種類が違うのも含めて不完全で澱んだ悪霊になったという意図があった。



【繁栄の神様】

フロイリヒ・ファウダーの創造主。

自身が創り出した精霊が与えた権限で好き勝手やっているのを見て頑張って対応して、泉から出られない様にして不完全な悪霊にする事が精一杯だった神様。

自責の念が凄まじく、フロイリヒへの対応が終わった時点で腹を切って詫びようとするくらいに強かった。

歪められて生命を解放して、滅ぼされそうになっていた生命を救ってくれたドラコーには多大なる感謝を感じながら、現在は腹切り防止に与えられた責務を果たす業務に従事している。



【審判と裁定の神】

二人で一人という特性を持つ唯一無二の神様。

創世神から世界と神々の管理という責務を任され、毎日その責務に従事して忙しく動き続ける神様。

最近の癒しはドラコーの生き姿を見る事、最近の悩みは推しが引き起こす世界への影響が大きい事。

悪神フルーフ・フェアニッヒを地上に叩き落としたのも、神骸デエスモルトとその侵食が進んだ大地を回収したのも両方この神である。

先日創世神に仕事を手伝ってくれる様な神材を注文したのだが、未だに返事も無ければ追加の神材は届いていない。



【土の神、野の神】

土の神は巨人の創造主、野の神はゴブリンとトロルの創造主。最近の悩みは繁栄の神が出会う度に土下座をしてくる事。


【冥府の神、死の神】

生物が死んだ後にそれの生き様を精査して次の生へと転じさせるか、穢れや澱みが無くなるまで洗い続ける責務を任された神々の一角。最近の悩みは推しに会いたいのに推しが絶対に死なないという事。


【菜の神】

アルティメットファーマー。

一万㎢を超える大農場を一人で管理して、その農場で出来た作物を料理している神様。エルフという種族の創造主の内一人であるが、管理業務を他の神に委ねて自分自身は趣味に没頭している。

最近の悩みは農場を広げたいのに許可が降りない事。



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どうも作者です。

次回は種族とかそんなあたりの紹介になります。

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