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第60話 団体戦決勝当日試合前とステータス
はっきり言うと、決勝トーナメントとはいえ、８種目ある武器別で4人が優勝している俺達に敵う者はいなかった。
黒き薔薇も獣の咆哮にヒヤリとさせられたようだが、ミジックル達は先鋒、次鋒の順に強い者を配置したが、対する獣の咆哮は先鋒に３番目、次鋒に１番、中堅にリーダーで２番目に強い者を配置した。
黒き薔薇はその為に先鋒と次鋒の２戦を落とした。
ただ、正直ヨミクルは黒き薔薇の誰と戦っても勝ったと思われる。
ミジックルを２戦目に持ってくれば、あるいは勝てたかもなのだが、何故あの順番になったのか不明だ。
後から聞いたが、予め黒き薔薇の順番を把握しており、ミジックルがアルテイシアと戦い、蹂躙するつもりだったようだ。
まあ、下衆い奴だが、強さを見誤っただけで、膂力で上回るから勝ちを拾えると思うのは無理もない。
俺は柄にもなく？ワクワクしていた。
斧使いも悪くない。
あれもかなり強いからな。
誰とどう戦うか、ソワソワしていた。
俺はタニスに勝ったミルギナンとはやりたくないな。
正確にはチャンスがあるなら、タニスに再戦させてやりたい。
・
そしてやってきました決勝当日。
因みにタニスは両手剣だ。
先ずは今のステータス。
前回は武器別のトーナメント戦開始日なのでレベルは３上がっている。
今回、タニスのスキルについて上げられる所がなかったので、ネイリスのスキルを２種類上げている。
タニスの両手剣は実際の訓練をするか、レベルが上がらないと上級スキルにならないようだ。
セルカッツ
レベル ３６★
ギフト 【光】
隠しギフト【女神の祝福】
スキル
【ライト】
【剣聖 １０】
【気配察知 ８】
【格闘術 １０】
【詠唱破棄】
【身体能力向上 ７】★
隠れスキル
【レベルアップ １０】
【ジョブチェンジ】
名前 セルカッツ
年齢 １４歳
職業 冒険者
ジョブ 剣術マスター
セカンドジョブ 聖賢
メイヤ
レベル ３５★
ギフト 【槍姫】
【身体能力向上 １０】★
【槍聖 １０】
【縮地 ３】
名前 メイヤ
職業 初級冒険者
ジョブ 槍マスター
セカンドジョブ 初級魔法使い
タニス
レベル ３４★
ギフト 【草】
【鑑定 ５】
【両手剣 １０】
【中級水魔法】
【初級精霊術】
名前 タニス
ジョブ 中級魔法使い
セカンドジョブ 精霊使い
ハーニャ
レベル ３３★
ギフト 【交渉者】
【真言 １０】
【弓聖 ４】★
名前 ハーニャ
ジョブ 弓使い
ハーニャもセカンドジョブが生えた。
ネイリス
レベル １４★
ギフト 【探求者】
【索敵 ６】★
【ナイフマスター ４】★
【投擲術 １】★
【格闘術 ９】★
名前 ネイリス
ジョブ レンジャー
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