第52話 exceptional/並外れた

「え、グレーテさんって、回復志望なんじゃ……」

「ふふ。妹の危機なら、お姉ちゃんは戦うわ!」

 グレーテさんは、右腕を曲げて、フンスと自信満々な顔をした。その表情は頼り甲斐があるようで、どこか頼りない。

「とにかく、みーちゃん。まずはこのウサちゃんたちを何とかしましょ!」

 そう言って、グレーテさんは鎌を握った。

「何が何だかはわかりませんが、行きましょう!」

 互いに背を合わせて、私たちはウサギモドキ達と対峙する。



 グレーテさんは植物のツタを手首に巻き付けており、もう一方は鎌の方に結ばれている。

「『草鎌クサリガマ』!」

 すると、鎌を投げてウサギモドキたちを一掃していく。

「みーちゃんも、当たらないようにね!」

「はい!」

 私は刀に炎を纏わせて、構える。

「『炎刃』!」

 グワッと大きな炎が上がり、ウサギモドキたちを焼き尽くしていく。

「まあ! 流石、強いわね!」

 そう言いながら、手首でうまく鎌を操り、鎌を不規則に移動させていく。

「グレーテさんだって、強いじゃないですか!」

 グレーテさんの鎌は大きい。身長の高いグレーテさんより30cmほど高い。そんな大きさのものが、遠心力でさらに速度を増し、飛んでくる。考えただけで恐ろしい。

 加えて、グレーテさんの鎌の刃にはイバラらしき植物が巻き付いていて、ただ切るだけではなく、かすった相手に傷をつくり、ズタズタにする。

「凄まじい威力だ……」

 その鎌は地面でさえも傷をつけ、荒々しく舞う。

「まさに、死神の鎌……」

 彼女を相手にすることになったウサギモドキたちが気の毒でならない。



「グオオオオオオ!!!」

 何百体か倒したその時、ビルの向こうから咆哮がして、空気が揺れた。

「うわぁ!?」

 そして、ビルの上に飛び乗ったのは、高さが20mは優にあろうかと思われる、ウサギモドキだった。見た目も他のウサギたちとは違い、一本ツノが頭から生えている。

「玄武、何あれ!」

「ありゃ、親玉ウサギだな。子分たちが倒されて、怒って出てきたみたいだ!」

 親玉ウサギは叫び声を上げると、ビルから飛び降りて、地面を揺らした。

「くっ!」

 かなりの気迫だ。魔力も大量にあると見ていいだろう。

「……みーちゃん、動ける?」

「もちろんです!」

 しかし、私は……。いや、私たちは折れない。

「行きましょう!」

「ええ。最終試験……乗り越えてみせるわ!」

 互いに目指すのは、討伐だけだ。



「グオオオオオオ!!!」

 ウサギは叫び声をあげて、こちらに走ってきた。

「動きは単調!」

 それを私は飛び上がり、ウサギの背後にまわることで回避する。

「『荊鎧イバラノヨロイ』!」

 グレーテさんは体を守るように、荊で体を包む。

「ガキン!」

 ウサギの一本ツノと荊がぶつかり合う。しかし、互いに一歩も譲らず、動かない。

「グオオオオオオ!!!」

 すると、親玉ウサギはツノを光らせて、魔法を放つ。みるみるうちにツノが帯電してゆく。

「グレーテさん!」

 荊にバリバリと電流が流れる。激しい電撃が荊を襲う。

「大丈夫よ!」

 しかし、その瞬間にグレーテさんは荊から脱出して、荊の少し後ろにいた。そして、荊は丸こげになっていた。

「むしろ、チャンスよ!」

 すると、グレーテさんは右手を構えた。何をするつもりだろうか。

「『鳳仙花ホウセンカ』!」

 パチンと指を弾くと、荊の中の花が爆発する。それに驚き、ウサギは少し声をあげて、後ろに飛ぶ。さらに、黒い種子のようなものが飛び散り、宙を舞う。

「逃がさないわ! 『蔦締ツタジメ』!」

 花の中にあった黒い種子のようなものは空中で芽を出し、ツタとなってシュルシュルと親玉ウサギへと絡みついた。

「グオ!?」

 驚き、動こうとするが、動かない。その体をガッチリとツタが締め上げている。

「す、すごい……」

 スキルの合わせ技で、一気に親玉ウサギを窮地へと追い込んだ。あまりの凄さに呆気にとれてしまう。

「みーちゃん、今よ!」

 グレーテさんは私へと叫んだ。

「は、はい!」

 親玉ウサギの背後にいた私は、親玉ウサギ目掛けて飛び上がり、刀を構える。

「『炎刃エンジン』!」

 刀を包んだ爆炎は一気に体のツタに引火し、その身を包む。刃は段々とウサギの肉体へと侵入してゆく。

「グオオオオオオ!!!」

 それから、親玉ウサギの声が段々としなくなり、動きが止まった。

「……ふう」

「みーちゃん、やったわね!」

 地面に降りて、グレーテさんが走り寄ってきた。

「いや、グレーテさんのおかげです」

「私はみーちゃんに託しただけよ?」

 ニコニコと笑ってそう言うが、グレーテさんの実力は実際計り知れない。

「本当、ありがとうございました」

「いいのよ。お姉ちゃんに任せなさい!」

 全く、頼り甲斐のある人だ。



「おーい、大丈夫かー?」

 そんなことをしていると、すっかり蚊帳の外だった玄武たちがやってきた。

「大丈夫。怪我はしてない」

「私も大丈夫よ!」

 グレーテさんも大丈夫そうだ。

「いやー、しっかし戦えるとは聞いてないですね……」

 玄武は回収班に電話を終えて、グレーテさんに言った。

「回復の方はエルフの血筋できるだけで、どっちかと言えば独学の戦闘の方に重きを置いてるんです。一応、守護者ですし」

 玄武は納得したようだった。

「ああー、なるほど」

「え? グレーテさんってエルフなんですか!?」

 しかし、私はグレーテさんがエルフであるという事実の方が驚きだった。

「今知ったのか?」

「教えてくれなかったじゃん」

「みーちゃん、見てみて」

 そう言って、グレーテさんは髪をどかすと、横に長く、尖った耳が出てきた。

「お〜」

 昔どこかの本で読んだ気がする。耳が長ければ、大体エルフだと。

「それで、試験の結果って……」

 そんな時、グレーテさんが心配そうに玄武に聞いた。

「これで不合格にするバカはいないです」

 そんなグレーテさんに玄武は清々しいまでの笑顔で答えた。

「やったわ! みーちゃん、これからいっぱい一緒にお仕事できるわね!」

 グレーテさんは元々笑顔で、私にギュッと抱きついた。ちょうどグレーテさんの胸の位置が私の頭なので、グレーテさんの大きなメロンが顔に押し当てられる。柔らかい。

「それじゃあ、一旦事務所に帰って手続きだけ済ませちゃいましょうか」

「はい。それじゃ、みーちゃん。帰りましょ!」

 そう言いながら、グレーテさんは私の腕を引っ張る。

「わわ! 引っ張らなくてもですって!」

 グレーテさんに手を引かれて、私はグレーテさんの車に凛と一緒に押し込まれて、今度は安全な道で帰るのだった。



「そういえば、グレーテさんは一体どこに住んでるんです?」

 書類を書き終えて、ソファに座っているグレーテさんに聞いてみた。

「後ろのマンションよ?」

 グレーテさんはレイさんに出してもらった紅茶を飲みながら答えた。

「近っ」

 思い返せば、確かに裏にマンションがあった覚えがある。

「あ、来たかったらいつでもきてくれていいからね!」

「あっ、結構です」

 すると、グレーテさんは頬を膨らませた。

「む〜、いつかは来てね!」

 書類整理が終わったようで、玄武が守護者免許証をグレーテさんに返した。

「グレーテさんは元々、守護者として活動していらっしゃったようなので、これで手続きは終了です。ありがとうございました」

 グレーテさんの免許証には玄武団のハンコが押されていた。これで、グレーテさんも立派な玄武団の一員だ。

「ふふふ、改めてよろしくね。みーちゃん!」

 グレーテさんは笑顔で、私の手を握りそう言った。

「はは、よろしくお願いします……」

 こうして、玄武団にまた一人不思議な人が入団したのだった。



 ある7月の日のことだった。

「ふむ……」

 その日、緒方 陽香は自分の体の異常に勘付いていた。

「ん? どーしたんだ、陽香?」

 昼時。陽香は何もない自分の手をじっと見つめていた。

「何と言いますか……不思議な感覚がするんです」

 アンの質問に自分の率直な答えをぶつけた。

「不思議な感覚……ですか」

 ルリはそれを聞いて、興味を持ったらしい。お弁当を食べていた手を止めた。

「こう、なんというか衝動が盛り上がってくるような……」

「それって、高揚感〜とかそういう感じ?」

 凛はそう言ったが、陽香は首を振った。

「いえ、なんというか……」

 陽香はこの気持ちを言語化するのにすごく困った。しかし、一番最初に浮かんだ単語を口にする。

「なんというか、ぶっ飛ばしたい気持ちなんです」

「「「ぶっ飛ばしたい気持ち?」」」

 よくわからない。それは彼女の感覚だった。



「それで、私のところに来たわけなの?」

「はい」

 学校の帰り道。陽香ちゃんと私はでらんまちゃんの研究所に来ていた。陽香ちゃんの心の原因が、石の心臓にあるからではないかと睨んだからであった。

 ちなみに、なぜ私がいるのかというと、事務所でゴロゴロしていたが、凛に呼び出されて、ここまでの道案内をさせられたからだ

「こう、胸の底から何かをぶっ飛ばしたい! っていう気持ちが強くって」

 陽香ちゃんは身振り手振りを交えて、頑張ってらんまちゃんに説明をする。

「なるほど……。ちょっと調べてみるなの」

 陽香ちゃんはらんまちゃんに言われて、検査台に乗せられ、レントゲンを撮る。

「うーん、体の中に異常は無さそうなの」

 レントゲンを見ながら、らんまちゃんは首を傾げた。すると、掃除機をかけていた四根が話しかけてきた。

「多分、人体の病気とかではなく、その症状は石の心臓の起動の前触れだと思います」

「前触れ?」

「はい、石の心臓はそれぞれの体に合わせて、適応化します。適応化が完了すると、各個人それぞれで使える能力を使いたいという衝動に駆られます。例えば私だったら、揺らしたいという願望が強く出ました」

「でも、なんで今になって?」

「これは推測ですが……石の心臓は元はロボットのために作られたもの。もしかしたら、人体だと適応に時間がかかったのかもしれません」

 どうやら、睨んだ通り石の心臓が原因だったようだ。

「わかったなの。それじゃあ、四根にどうやってやるか教えて貰えばいいなの!」

 いい考えだとでも言うように、らんまちゃんは深く頷いた。

「でもまあ、それくらいしかない気がするけどね」

 らんまちゃんの言う通り、実践が一番良いと思う。スキルは使うことでしか開花しないようなのだから。それに、石の心臓を実際に使用している四根ならば、教え方もわかるかもしれない。

「わかりました。できる限り頑張らせていただきます。それでは第二実験場に来てください。

 こうして、陽香ちゃんの才能開花トレーニングが始まった。



「残念ながら、一体何が石の心臓の八番に入っているかはわからない。だが、この辺一体を吹き飛ばすようなものではないはずだ」

 白色のタイル張り。以前私たちが戦ったのとよく似た部屋に、陽香ちゃんと四根はいた。

「だから、ここで能力の確認を行おう。ではまず、何かを殴ってみよう」

 そう言うと、地面に穴が空き、下から2mほどのサンドバックが出てきた。

「このサンドバックを殴ってみるんだ」

 四根はサンドバックを指さして言った。

「はい。わかりました」

 陽香ちゃんは深く踏み込んで、思いっきりサンドバックを殴った。しかし、ペシっと音がしただけで何も起こらない。

「うーむ、まだ足りないようだな」

 その様子を見て、四根が言った。

「足りない……ですか」

「ああ。まだまだ実力が足りていない。石の心臓の権能もスキルと同じで、使用可能になるのはいつかはわからない。しかし、強くなればなるほど、発現の確率も上がる。これからは、ひたすらこれを殴ることだな」

 ずっとらんまちゃんの尻に敷かれていたのがよほど苦痛だったのか、四根は久しぶりにちゃんと自分の話を聞いてくれる陽香ちゃんを見て、嬉しそうにしている。

「では、頑張るのだ」



 陽香はその時、自分の心の中を探っていた。

(一体、何をトリガーに発現しようとしてるのでしょうか……?)

 考えてみてもわからない。ただただ何かを吹っ飛ばすことだけがしたい。

(吹っ飛ばすことに、なんの意味があるのでしょうか……)

 ペふぺふと音をたてるサンドバック。自分の欲求が叶えられる前兆はない。

(私には、まだ何かが足りていない?)

 そんなことを考えていたその時だった。

「ガゴン!」

 外で大きな音が鳴った。



「何なの!」

 らんまちゃんは急いで外の監視カメラを確認しに行く。

「あ!」

「どうしたの?」

「外で熊が暴れてるの!」

 どうやら、洞窟のすぐそばで熊が暴れ回っているようだ。

「ちょっと様子見に行ってくるか。陽香ちゃん、ちょっと行ってくるね!」

 私は地上に上がった。すると、目を赤く輝かせた熊がそこで暴れていた。

「グルルルル……」

「キャー!」

 しかも、自分の後ろに小さな女の子を置き、人質にとっている。

「うっそ。人質とるとか熊ってそんなに知能高いの!?」

 熊は興奮しており、危険な状況だ。しかし、私の剣技だと、あの女の子まで傷つけてしまう。それに、ここは山奥。木でも倒れてきたら大変だ。

「くっそ……」

 しかも、前方からドンドンと熊が出てきた。

「万事休すか……!」

 ジリジリとにじり寄ってくる熊に、私は後退りするしかなかった。



「キャー!」

「悲鳴?」

 サンドバックを殴っていると、上から悲鳴が聞こえた。

「どうしたんでしょうか……」

「……どうやら、熊に女の子が襲われそうらしい」

 そう言いながら、四根さんは私に映像を見せた。そこには、人質をとった熊と田切さんが睨み合っている様子があった。

「大変……! 行かなきゃ……」

「行って、お前に何ができる」

 部屋を出ようと一歩を踏み出した時、四根さんが言った。

「行ったところで、氷の力も、吸収の力も、狙撃の力もないお前に、何ができる?」

 確かに、その通りだ。

「熊に素手で対抗するつもりか?」

「それはっ……」

 しかし、何も反論はできない。私はアンちゃんと違って、周りを強くすることも、ルリちゃんみたいに植物を操ることも、凛ちゃんみたいに氷を操ることもできない。

 私は、無力なのだ。

「……私が無力なのは、よくわかってます」

 拳をグッと握る。

「でも、何かをしてあげたいんです」

 私を助けてくれた、あの人を思い出す。

「囮でもいい、最悪噛まれてもいい。とにかく、助けてあげたいんです」

 助けてもらった命だから、誰かを助けたいのだ。

「でも、お前には……」

「力がないのがなんなんですか!」

 私はサンドバックを思いっきり殴った。

「一度でいい。一度でいいから、臆病な私が、あの人からもらったこの命を、目一杯使えたって、思いたいんです!」

 見ず知らずの少女でも、かまわない。ただ、誰かを助けたい。

「だから私に、行かせてください!」

 それは、私が初めて放った、魂の底からの声だった。



「……俺は、お前に一つ嘘をついた」

 そう言って、四根さんはある紙を取り出した。

「お前の石の心臓に入っている魔法石。それは吉右衛門博士が最も探すのに手こずった、いわば希少な魔法だ」

 四根さんは私にその紙を渡した。

「博士は、その魔法が好きだった。誰も傷つけない、その魔法が」

 そこには、こんなことが書いてあった。

『石の心臓8番 波動』

「見ろ」

 四根さんが指さした先には、吹っ飛んだサンドバックがあった。

「お前には、もう力がある」

「もしかして、止めたのってこの力を発言させるきっかけを作るために……」

「さあ、どうだろうな」

 四根さんは扉を開き、こう叫ぶ。

「言ってこい! うるしの残したその命を、俺に見せてみろ!」

「はい!」

 私は、外へと駆けて行った。



「くっ、そろそろきついか……?」

 少女とも離れてしまい、熊も目の前にやってきた。

「もう刀を……」

「田切さん!」

 すると、洞窟の横の穴から、誰かが出てきた。

「よ、陽香ちゃん!?」

 それは、陽香ちゃんだった。しかし、その気迫は、この数分で大きく変わっていた。

「私に任せてください」

「でも……」

「大丈夫です。怪我はさせませんよ」

 その姿に先程までの面影はなく、一皮剥けたようにも思えた。

「……わかった。頼んだよ!」

 私では何もできない。だから、あえて彼女に任せることにした。

「了解です!」



 私は、先程のように拳に力を入れた。

「行きます!」

 グッと足を踏み込み、その拳を熊の一頭に当てる。

「『波拳ハケン』!」

 ブゥンと空気が揺れて、熊の巨体が宙を舞った。

「え!? 吹っ飛んだ!?」

 ドスンと少女のずっと後ろに落ち、気絶してしまった。

「この『波動ハドウ』の能力は、空気を揺らしたり、自分の魔力そのものを空気を触媒として物体に伝えて、それをダイレクトに衝撃に変える……。しかし、痛みは伴いません。いわば、無痛の拳です」

 四根さんが見せてくれた紙には、そんなことが書いてあった。

「まだ、やりますか?」

 吹っ飛んだ仲間の仇を取るためか、熊たちは一斉にこちらに向かってきた。

「仕方ないですね……。『波衝ハショウ』!」

 少女のいる地点を避けるように、波動を空気に流し込む。

「グワアア!!」

 それを受けた熊たちはそのまま散り散りに吹っ飛んでいった。

「これにて、完了!」



「ふぅ……」

 私はザッザッザと少女のもとにやってきた。まだ体が震えているようだ。

「お嬢ちゃん、大丈夫?」

 私は笑って手を差し伸べた。

「……うん!」

 すると、少女は段々と笑顔になっていく。

「怪我はない?」

「うん!」

「よかった」

「お姉ちゃん、強いね!」

 そんな言葉に、私は少しにやけてしまう。

「そんなことないよ」

「そーなの?」

「だって……」

 私は、あの人のことを思い出した。



「お姉ちゃんが強いのは、お姉ちゃんの大好きな人が居てくれたからだよ」



 まだまだ私はあなたのようにはなれない。だけど、いつかあなたのようになって見せます。だから、そこから見ててください。私の大好きな、うるしお姉さん。

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