8話 到着!
「到着したぞー!」
「元気だね。」
「うん、元気だよ?」
「わん!」
「めっちゃ注目されてる...それにしてもやることが多い、一応シルさんのことも確認しないとだし..ぶつぶつ」
「ラグ、何か言った?」
「いいや、こっちの話だよ。気にせずにギルド登録してきなよ。」
いやー、私より歳下なのにしっかりしてるな。
で、ギルドの外観なんていうか...市役所っぽい?
カランカラン
あ、ドアに鈴取付けてある!
受付の人...やっぱり市役所みたいな感じする。
まあ、いざ!!ギルド登録!いやー、ワクワクするな!
「浮き足立ってる!?」
「立つ、よね?」
「たぶん?」
*
*
*
「そういえばラグはどうだったの?ギルド登録とか、冒険者登録って?」
現在、受付番号札をもらい待機中。
「内容は教えることできないよ?」
「そうじゃなくて、手応えとかそういうの。」
「まあ、ギルド登録は筆記。冒険者登録は腕試しかな。冒険者登録の試験は毎年内容が変わるね。」
「わふぅ」
あ、やばい。
「ん?ラグどうしたの?」
「いや、見事におちてるなって。」
「え、私財布落とした?そういえば用事あるみたいなこと言ってたけど」
「気にしなくていいよ。もう終わったから...あとは処罰だけ。」
「?」
なにか小声で言ってた気がするけどなんだったんだろ?
「まあ、話戻すけど自分の場合は楽だったね。」
「ラグだけに?」
「...」
「ごめん。」
「大丈夫。自分、師匠がいてその人に色々教えてもらったんだ。スパルタだったけど。あと料理がめちゃくちゃまずい。怒らせたら世界滅ぶかな。」
世界が滅ぶ?
「えっとね、事実らしいんだよね。しかも未来さんの世界。確か平安時代ぐらい?」
私の世界結構ピンチだった!?それにしてもなんでラグこんなに詳しいんだ?あれ?ラグの師匠は何者?
魔物使いの魔物図鑑 Mにゃん @miyuz0961
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