第45話 現在…春陽の自宅マンションにて、、、

春陽はるきは手にした写真立てに入った翔流かけるの写真を見つめている。


翔流かける…お前の初恋の子は今、俺の秘書をしてるんだ。

とてもいい子に育っているよ。なあ、翔琉かける、お前はあの世で

ユキと会っているのか……」



春陽はるきの右目から涙が零れ落ちる。



〈お前の代わりをするのはもう…ここまでかもしれないな……〉



春陽はるきはそっと写真立てをシェルフラックの元の位置へと戻す。


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る