乱打、新時代の鐘
朝が来た!
生命の転換と勝利を告げる朝が来た!
君よ、あなたよ 鐘を鳴らそう!
その手に持っている 一片の木の棒で!
新時代の鐘を鳴らそう!
時代が闇に包まれてしまっているからこそ
人々の生命が 濁り切ってしまっていて
人間相互不信の世の中だからこそ
鳴らさなければならないのだ!
偉大な哲学を持った
君が あなたが
その鐘を
新しき時代の到来を告げる鐘を
鳴らさなければならないのだ!
誰が時代を作るのか
英雄か、カリスマか
時代の寵児か
否、否、否。
それは君だよ!
あなただよ!
無名の青年が、無名の乙女が
時代を作るのだ 時代を変えるのだ
世の中の底流の
1番大きな渦の中に飛び込んで
くたくたになりながら
時には自分自身を信じられなくなったり
信じていた人から裏切られたり
信じているものを信じきれなくなってしまったり
するけれども それでも なお
なお、信じるものを離さずに
泥んこにまみれて もがき もがき
もがいてきた君だから、あなただからこそ
変えられるものが必ずあるのだよ!
私は思うのだ
テレビからは スマホからは
華華しいような キラキラしているような
ものばかり流れてくるけれども
そういう類のものは
現実のごくごく表面のところを削って
加工して 流しているだけに過ぎない
それを観て君は、あなたは
自分の現実はとてもドロドロしていて
劣等感に苛まれたり
悔しさで夜も眠れなかったり
自分には何も出来ないんだと
無力感に打ちひしがられるような
そんな思いになってしまう
もう綺麗なものだけ流すものに
心をひたすのはやめよう
現実は格闘である
戦いである
毎日の生活費を考えながら
昼はカップラーメンで過ごす君の努力は
少しでも子どもの体にいいものを食べさせてあげたいとする
あなたの努力は
全部報われるべき 尊き努力で
誰が見ていなくても
月がそれを静かにみている
星がそれを静かにみている
宇宙がじっと君をみている
全部必ず報われる努力をあなたはしているんだ
腐るな、腐るな
こんなところで腐ってしまって
人生を棒に振るな
投げ出すな
杉のように根も浅く
固くすぐ折れてしまうような心ではダメだ
青竹のようにしなやかで
それでいて丈夫なその資質をもて
心をもて 考えをもて
あなたがそれを身に付けた時には
必ずあなたは時代を動かす人になる
めげるな!
負けるな!
そんな暗い気持ちになった時こそ
鐘を鳴らそう!
乱打しよう!
「我ここにあり!!」
「新時代の鐘を鳴らすものなり!」
「刮目して、しかと見よ!!」
目を開かせよう
民衆のパワーは君が作る
民衆の賢さはあなたが作る
民衆の凱歌をみなで轟かせよう!
そのきっかけの
一番最初の
新時代の鐘を
ひたぶるに乱打せよ!!!!
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